Altova XMLSpy 2021 Professional Edition

グリッドビュー内では XML ドキュメントは階層的に表示されます (下のスクリーンショットを参照)。

各グリッドラインは要素、属性、コメントまたはテキストなどの1つの (ノードとして既知の) XML 構造アイテムを表示します。XML ドキュメント内で使用可能な異なるノード型はアイコンと共に下のスクリーンショットで表示されています。グリッドビューでは、ノードの型はグリッドセル内の左側にあるアイコンで示されています。型 要素、属性 と 処理命令のノードはキーと値を持ちますが、 テキスト、CDATA および コメント は値のみを持っています。例えば、要素ノードは名前 (自身のキー) とコンテンツ (自身の値), を持ちますが、テキストノードは値のみを持ちます。

 

グリッドビュー表示の機能

以下の機能に注意してください:

 

•Ctrl + マウスのホイール または Ctrl+[プラス] と Ctrl+[マイナス]を使用してグリッドをズームすることができます。

•同じ名前を持つ兄弟要素に1から始まる番号が与えられます。上のスクリーンショットでは、例えば、1の番号を持つ Office 要素が Office 要素のシーケンスの最初になります。同じ名前の兄弟要素を持たないためスクリーンショットの他の要素は番号を付けられていません。

•ノードシンボルの左側の矢印アイコンを押してノードを展開または折りたたむことができます (上のスクリーンショットを参照)。ノードが折りたたまれると、コンテンツは単一のライン内のテキストで表示されます。

•複数のコンポーネントを同じレベルで選択すると、これらを Shift を押し、選択されたコンポーネントの矢印をクリックして展開/折りたたむことができます。

•ワードラップが グリッドビュールールバーを介してオンに切り替えられている場合、セルの幅よりも長いテキストを含むすべてのセルはラップされます。 ワードラップを グリッドビューツールバー内のアイコンをクリックしてオフに切り替えます。

•フォーミュラ はXMLSpy に固有です。

 

ツールバー/セル内のコマンドボタン

XML グリッドビュー内では、グリッドセル内または グリッドビューツールバー 内のボタンは現在の選択範囲 (セルまたは列)のコンテキストで使用可能な機能を提供します。これらのコマンドの使用は一般的に使用される操作を更に素早く簡単に実行する方法です。使用可能なコマンドは下のテーブルにリストされています。表示に関連したコマンドは青い背景と共に表示されています。ドキュメント (構造とコンテンツ)の編集のためのコマンドはベージュの背景で表示されています。特定のセルのコンテキスト内の追加コマンドのためにセルの コンテキストメニューを使用してください。メモ: セルボタンまたはツールバーアイコンをポイントするとコマンドの名前がツールヒントとして表示されます。

 

 

 

テーブルとして表示する

繰り返し要素は標準のグリッドビューでドキュメント順に垂直下法で順番に表示されています(左下のスクリーンショット参照)。しかしながら、繰り返し要素を テーブルの行 として表示すると追加編集機能が与えられます。下のスクリーンショットでは Person 要素は繰り返し要素です。左のスクリーンショットは標準のグリッドビューを表示しています。最初の Person 要素が展開されて表示され、続くインスタンスは折りたたまれて表示されます。右のスクリーンショットは繰り返しPerson 要素をテーブルの行として表示しています。

 

テーブルビューに切り替えるには(左下のスクリーンショット内で緑色の丸で囲まれている) テーブルモード アイコン をクリックします。テーブルディスプレイに切り替えると、アイコンは色で表示されます (右下のスクリーンショット)。

   

テーブルビューはその行と列全体がテーブル内の他の列と行に相対的に操作可能になるユニークな編集の利点を提供します。これにより列の値上のテーブル行の並べ替えなどの操作が可能になります。例えば、右上のスクリーンショットでは、6個の Person 要素がグリッドビューツールバー内の単一のコマンドにより Last 子要素をベースに並べ替えられることができます。これは XML ノードセットを並べ替えるための通常の方法である XSLT 変換を実行するよりもシンプルです。

 

詳細に関しては、テーブル表示のトピックを参照してください。