グリッドビュー内のセルを右クリックするとセルに関連したコンテンツを編集し、表示を変更するためのコマンドを提供するコンテキストメニュー (下のスクリーンショット) が表示されます。コンテキストメニューにキーボードの メニュー キーを押すことによりアクセスすることができます。コンテキストメニューのコマンドは下で説明されています。

型 コマンドにマウスをポイントすると コンポーネントの型 を選択することのできる表示されるサブメニューを表示します。キーボードショートカット Ctrl+Menu を使用して Type サブメニューにアクセスすることが可能です。
「挿入」 と 「追加」 コマンドにより同じレベルでアイテム (デフォルトで要素) を追加することができます。後に挿入 と 前に挿入の場合新規のアイテムがそれぞれ選択されたアイテムの前後に追加されます。付加 の場合、選択されたアイテムの最後の兄弟として追加されます。「子の追加」 コマンドは新規のアイテム(デフォルトで要素) を子として追加します。名前セルをダブルクリックして編集し新規に追加された要素の名前を変更します。要素の(名前の左側の)アイコンをクリックして、必要とするノード型を選択しノード型を変更します。
(名前をダブルクリックして編集して)選択されたアイテムにデフォルトの要素を持つ親要素が与えられます。
選択されたアイテムのテキストコンテンツを生テキストとして編集することが可能になります。HTML コードのような複雑なコンテンツを編集する場合などにこの機能は役に立ちます。例えば、下のスクリーンショットではグリッドビュー内の Address 要素を表示しています。

Address 要素を生テキストを表示する場合 (下のスクリーンショット), グリッド構造はテキストビュー内同様に編集可能な生テキストを含む単一アイテムに変換されます。

要素ノードで使用が可能です。xml:space 属性を要素のマークアップに追加し、コマンドのサブメニューから選択する値をこの属性に与えます。
•しかしながら 省略 値を選択すると 空白を正規化する効果がある xml:space 属性は追加されません。
•保管 値はすべての空白をそのままに保管し、その要素のために 整形出力 をオフに切り替えます。保管された空白はグリッドビューでは省略記号のアイコンで表示されています。
•デフォルト 値はスキーマ内のその要素のために指定された値を取り、 XML ドキュメント内の祖先要素から継承されている xml:space 値をオーバーライドするために役に立つ場合があります。
コンポーネントを現在の位置からグリッド内で上下左右に移動しすることが可能になり、対応するコマンドが有効化されます。移動を実行するために対応するコマンド選択してください。
これらのコマンドは現在の選択項目をコピーするために使用されます。そのコンポーネントに許可されているオプションのみを使用することができます。
コマンド |
説明 |
XML テキストとしてコピーする |
現在の選択範囲は XML マークアップとしてシリアル化されています。 |
タブで区切られたテキストとしてコピー |
現在のテーブル選択項目が TSV (タブ区切り値)としてシリアル化されます。 |
イメージとしてコピーする |
現在のイメージセルがイメージとしてコピーされます |
以下の点に注意してください:
•イメージとしてコピー は選択されたイメージの Base64 エンコード文字列をコピーします。(例えば、テーブルの表示内の他のセルなど) Base64-エンコード済み文字列がイメージとして表示されるドキュメントに文字列が張り付けられると文字列は標示されます。それ以外の場合は文字列として解析されます。
•テキストをセルに挿入するには、テキストをコピーしてセルに張り付けます。
•例えばイメージなどをファイルからインポートするには、 [編集 | 挿入 | エンコードされた外部ファイル]コマンドを使用します。Base64 エンコード文字列としてイメージファイルを挿入し、この文字列を JSON グリッドビューで表示します。インポートのためにサポートされているイメージファイルフォーマットは以下の通りです: PNG、JPEG、BMP、GIF、TIFF。
選択されたノードをロケートするドキュメントルートから開始する Path 3.1 ロケーター式をクリップボードにコピーします。
このコマンドは選択されたノードをロケートする XPointer 式をクリップボードにコピーします。詳細に関しては XPointer/JSON-Pointer のコピー を参照してください。
フィルター コマンドは切り替えコマンドです。選択された要素にフィルターを追加またはフィルターを無効化にします。このコマンドを使用してフィルターを追加後、フィルター式を入力する必要があることに注意してください。それ以外の場合フィルターは自動的に削除されます。フィルターが追加された後、コマンドをもう一度選択またはフィルターをクリックして無効化することができます。フィルターを削除するにはツールバー内で 全てのフィルターを削除する をクリックします。
フォーカスするフィルター コマンドは (i) 選択されたノードをロケートする XPath 式を含むルート要素上にフィルターを作成します。そして (ii) 選択されたノード (とその子孫) を直接ルート要素の下で表示するためにグリッドビューをフィルターします。選択されたノードの表示のみに集中する場合この機能は役にたちます。フィルターを削除するには、ルート要素のコンテンツセル内のフィルターアイコンをクリックします。
このコマンドは選択されているコンポーネントまたはその子孫が折りたたまれている場合に有効化されます。コンポーネントと子孫コンポーネントが展開されます。
このコマンドは選択されているコンポーネントとその祖先コンポーネント以外のすべてのコンポーネントを折りたたみます。
このコマンドはテキストを含むノードのために使用することができ、読み取りの順序をセルの左側方向または右側方向に切り替えます。この機能はアラブ語とヘブライ語などの言語を使用する際に役に立ちます。