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Altova MobileTogether Designer

署名フィールド コントロールは、エンドユーザーの署名をグラフィックファイルとして保管することを有効化します。これはとても役に立つ機能です。例えば、 配達ビジネスソリューションでは、署名が配達の受け取りの確認として使用されています。エンドユーザーが署名フィールドに署名を記入すると、 Base64 イメージエンコードは、ページソースノードに書き込まれます。ノード内で指定されるページソースが保存されると、 Base64 イメージデータが保存されます。

 

署名イメージには、以下のデフォルトのプロパティがあります。背景色は、ページの背景色の反転です。署名自身は、ページ背景色と同じ色です。デバイスのビューポートディメンションの小さいほうがイメージの幅です。イメージの高さは幅の半分です。XPath 式を使用して、これらの値が計算されるかは、これらの設定をカスタム化するために使用することのできるコントロールプロパティと共に下のテーブルに表示されています。

 

署名 プロパティ

デフォルトの値

コントロール プロパティを使用したカスタム値...

署名 色

$MT_PageBackgroundColor

テキストの色

署名 背景色

mt-invert-color ($MT_PageBackgroundColor)

背景色

署名 イメージの幅

min ($MT_CanvasX, $MT_CanvasY)

署名作成の幅

署名 イメージの高さ

min ($MT_CanvasX, $MT_CanvasY) div 2

署名作成の高さ

 

署名フィールドの主な設定は、以下のとおりです:

 

ページソースリンクは、署名イメージデータが保管されるページソースノードです。ページソースノードをコントロールにドラッグして、コントロールのページソースリンクを作成または変更します。ページソースリンクを削除すると、関連付けがクリアされます  (下のメモ参照)。

署名作成の幅 署名作成の高さ プロパティ。作成されるイメージのディメンションを指定します。

テキストの色 背景色 プロパティ。署名テキストと背景色を指定します。

保存アクションの一部は、署名イメージデータをページソースに保存します。このようなアクションが実行されるまで、データは一時的な XML ツリーにのみ保存されています。

 

 

 

ユーザーによる署名の編集を許可する

エンドユーザーの署名は、ページソースノード内でイメージとして作成されます。この場合、エンドユーザーは、開始された署名の描画にのみデータを追加することができます。イメージを編集する場合、例えば、エンドユーザーが署名に満足していない場合、イメージデータはノードから削除されなくてはなりません (または、ノード自身が削除される必要があります)、そして署名を再度入力します。この機能を実行する最も簡単な方法は、ノードを削除するボタンコントロールを作成することです。以下の手順を行ってください:

 

1.署名フィールドコントロールの近くにボタンコントロールを作成します (下のスクリーンショット参照)。

2.ボタンの クリック時 イベントをしてノードの削除アクションを追加し、署名の ページソースノード を削除するノードと設定します。

Click to expand/collapse

3.ボタンをシミュレートして確認します。上のスクリーンショットでは、署名が入力されイメージデータが 署名ノードに保存されています。下のスクリーンショットは、ボタンがクリックされた後に撮られました。ノードが削除され、署名フィールドがクリアされていることを確認してください。

Click to expand/collapse

4.署名フィールド内に署名が入力されると、新しい署名のイメージデータと共に署名ノードが再び作成されます。

 

 

メモ:または、空の文字列を使用して署名のページソースノードを更新するボタンアクションを設定することもできます (ノードのアップデート アクション参照)。これによりノードからイメージデータを削除し、このため署名フィールドがクリアされます。ですがノード自身は削除されません。

 

署名フィールドイベント

署名 フィールド コントロールに関連したイベントは存在しません。

 

署名フィールドプロパティ

[スタイル & プロパティ] ペイン で使用可能なコントロールのプロパティは以下に表示される順にリストされています。

 

 

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