XML グリッドビュー内のフィルターを要素ノードに適用することができ、これによりそのノードの子孫をフィルターできるようになります。フィルターが適用可能な都度、灰色表示されたフィルターアイコンが表示されます。フィルターが一度定義されると、このアイコンは色が付けられて表示されます(下のスクリーンショット参照)。フィルターは XQuery 3.1 式を使用して定義されます。例えば、下のスクリーンショットではフィルターは Temperatures ノードは 10よりも大きい値を持つ Min 子要素を持つ Month 要素のみを表示するように設定されています。(スクリーンショット内では対応する要素インスタンスのインデックス番号がリストされています。)

フィルターをセットアップするには、フィルターする要素を右クリックして フィルター を表示されるコンテキストメニューから選択し Xquery 式を入力して 入力をクリックします。フィルター セルはアイコン
により示されています(上のスクリーンショットを参照)。フィルターアイコンをクリックしてフィルターを有効化/無効化することができます。
フィルターに関する以下の点に注意してください:
•フィルターは要素ノードのみに適用することが可能です。
•フィルターの XQuery 式のコンテキストノードは現在のノードです。上のスクリーンショットでは、 例えば、 コンテキストノードは Temperatures ノードです。
•フィルターをネストすることが可能です。ネストされたフィルターは親フィルターのフィルターされたコンテンツに適用することができます。
•式内に新規のラインを追加するには、「Ctrl+Enter」を押します。更に読みやすいようにするために式を複数行に表示するためにこの機能は役に立ちます。
•フィルターされたコンテンツは視覚的な表示のためだけのものです。実際のコンテンツは変更されずそのままです。
•各フィルターは個別に実行され他のフィルターまたはフィルターにより影響されません。
•フィルターは XML ドキュメント内で保管されませんが、次回の使用のために特別なメタデータとして保管することができます。フィルターが保管されると、グリッドビュー内でドキュメントが再度開かれると自動的に適用されます。ツール | オプション | ビュー | グリッドビュー設定 に移動して、フィルターを常に自動的に保管、フィルターをリクエストにより保管、またはフィルターを保管しないことを指定します。