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Altova MobileTogether Designer

MobileTogether のオーディオの再生機能を使用することにより、(クライアント上で使用できる)定義済みのオーディオサウンド、または、モバイルデバイス、または、遠隔の場所にあるオーディオファイルを再生することができます。オーディオは5つのチャンネル(1 から 5)で再生することができます。各オーディオアクションは1つの特定のチャンネルのために定義されています。

 

オーディオの再生は、 オーディオ (再生) アクションにより管理することができます。各オーディオアクションは以下のうちの1つを定義することができます: (i) 特定のチャンネルの特定のファイルを再生する (下のスクリーンショット参照)、 (ii) 特定のチャンネルの再生を一時停止する、 (iii) 特定のチャンネルの再生を再開する、 (iv) 特定のチャンネルの再生を停止する、および (v) 特定のチャンネルのオーディオファイルの再生内の特定の場所にジャンプする。詳細に関しては、オーディオアクションの詳細を参照してください。通常、オーディオアクションは、ボタンクリックなどのコントロールイベントで定義されます。イベントは関連したオーディオアクションをトリガーします。

MTActionAudioStart

オーディオの再生 機能は以下のように動作します:

 

オーディオの開始アクションがトリガーされると、 選択された定義済みのサウンド、または、オーディオファイルが指定されたチャンネルで再生されます。

(クライアントデバイスで使用することができる) 次の定義済みのサウンドから選択することができます : ClickOffOn、ClickOnOff、Ding、DingDong、ErrorDeepBuzz、 ErrorWhoops、Goodbye、KeyClickTick、KeyClickTock、 MessageBounce、MessageXylophone、WhooshDeep、 WhooshExhale、WhooshLong、WhooshQuick、WhooshQuicker.

アクション内で名前の付けられたオーディオファイルが、クライアント上に存在する場合、指定されたチャンネルで再生されます。ファイルが遠隔のサーバーにファイルが存在する場合、ファイルはクライアントにダウンロードされます。ローカルキャッシュファイルが設定内で指定されている場合、ダウンロードされたデータはローカルファイルに保存されます。指定されたキャッシュファイルが既存の場合、キャッシュファイルが再生され、ダウンロードはおこなわれません。

MIDI ファイルの再生は、Web ブラウザー以外のすべてのクライアントデバイスでサポートされています。iOS デバイスでは、 MIDI ファイルの再生は、サウンドバンクファイルを必要とします。このファイルのロケーションは開始アクション内に入力されなければなりません (上のスクリーンショットを参照)。

開始アクションでは、オーディオファイル全体が再生されるか、または、一部分のみが再生されるかを指定することができます。セグメントは開始と終了時間により定義されます (上のスクリーンショットを参照)。

各開始アクションは 1 から 5 の番号を付けられているチャンネルに割り当てられています。ですから、同時に5つのオーディオストリームを実行することができます。各オーディオアクションは特定のチャンネルのために定義されており、アクションの設定はそのチャンネルに適用されます。

一時停止、再開、および停止アクションは簡単なアクションで、ボタンなどのコントロールで通常定義されます。これらのアクションのそれぞれは特定のチャンネルのために定義されます。特定のチャンネルで再生されているオーディオファイルのためのアクションを実行します。

シークアクションは指定されるチャンネルで再生されているオーディオファイルに適用され、ファイル内の特定のポジションに移動することができます。

 

メモ:オーディオストリームがソリューションが中断されている場合に再生されている場合、再生は一時停止されます。ソリューションが再開すると再生が継続されます。

 

メモ:Windows Phone では、マルチチャンネルのオーディオおよびビデオの再生はサポートされていません。1つのオーディオまたはビデオファイルのみ1度の再生することが可能です。これは最後に再生されたファイルを意味します。

 

メモ:オーディオ/ビデオファイルは、 MobileTogether Designer プロジェクトのサーバーメカニズムにデプロイを使用して MobileTogether Server にデプロイすることはできません。しかしながら、 URL を使用してストリームすることはできませんが、サーバーに手動でオーディオ/ビデオファイルをコピーすることができます。 MobileTogether Server に存在する、オーディオ/ビデオファイルをストリームするには、以下を行います : (i) バイナリのロード アクションを使用して、バイナリのオーディオ/ビデオデータをページソースノードにロードします。 (ii) バイナリの保存 アクションを使用して、このノード内のデータをクライアント上のファイルに保存します。 (iii) オーディオ/ビデオの再生アクション を使用して、クライアントデバイス上に保存されたファイルを再生します。または、オーディオ/ビデオファイルを MobileTogether Server に保存する代わりに Web サーバーに保存し、 URL を使用して、 Web サーバーからオーディオ/ビデオファイルをストリームします。

 

オーディオの再生イベント

オーディオの再生イベントはプロジェクト全体のために定義することができます。3つの定義済みのオーディオの再生イベント (下のリスト)が存在します。MobileTogether の使用することのアクションはこれらのイベントのために定義することができます。これらのイベントアクションが定義されるダイアログにアクセスするには、オーディオアクション のプロジェクトプロパティの追加ダイアログボタンをクリックします。これらの各イベントはプロジェクト全体に適用することができ、各イベントはチャンネルのオーディオによりトリガーされることができます。$MT_AudioChannel 動的な変数はイベントによりトリガーされたチャンネルを含んでいます。例えば、ユーザーがチャンネル2で実行されるオーディオファイルを再生すると、オーディオの開始時 イベントアクションの XPath 式内の$MT_AudioChannel 変数を使用することができます。アクションは、例えば、チャンネル2で実行されているオーディオファイルについての情報を表示することができます。

 

ビデオの開始時: イベントが発生する前に(すなわち、ビデオの再生が開始する前に)、 ビデオファイルの詳細を使用することはでき’ない場合は、ビデオの高さ、幅、時間、および現在の位置を取得する関数を呼び出してはなりません(下を参照) 。この時点では、mt-audio-is-playing 関数が有効な情報を返します。このイベントは、例えば、( ノードの更新アクション などを仕使用して)ビデオの再生の再生を XML ツリーノードにログするために使用できます。

ビデオのエラー時: 可能なエラーは以下の通りです: ファイルが見つからないエラー、ファイルフォーマットのエラー、またはダウンロード/再生の中断エラーなど。MobileTogether XPath 拡張関数 mt-external-error を使用してエラーに関する情報を取得することができます。イベントのためにアクションが定義されている場合、これらのアクションが実行されます。それ以外の場合はエラーがメッセージボックスに表示されます。

ビデオの完了時: ビデオの再生は(停止アクションが実行されることなく)ファイルまたは指定されてセグメントの再生が最後に到達すると完了したものと考えられます。これらのアクションはビデオが中断(プロジェクトプロパティ 他のソリューションに切り替える)または一時停止されると実行されません

 

オーディオの再生に関連した MobileTogether XPath 拡張関数

以下のオーディオの再生に関連した MobileTogether XPath 拡張関数 を使用することができます:

 

mt-audio-get-current-position( ChannelNumberxs:integer として)xs:decimalとして

mt-audio-get-duration( ChannelNumberxs:integer として)xs:decimalとして

mt-audio-is-playing( ChannelNumberxs:integer として)xs:boolean として

 

XPath 式内のこれらの関数をデザイン内で使用することができます。例えば、 オーディオの再生のポジションを秒数でユーザーに表示するなど。オーディオの再生が開始する前は、オーディオファイルの詳細を確認することができません。この結果、ファイルの長さ、また、現在の再生箇所に関する情報を確認することができません。この結果、高さ、幅、長さ、および現在の再生箇所などに関する情報を確認することができません。関連する機能は再生が開始してからのみ使用してください。

 

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