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Altova MobileTogether Designer

埋め込まれたメッセージ は、 Web ページに埋め込まれた IFrame からワークフローにポストされるメッセージです。ワークフローはシリアル化された JSON 文字列を受け取ることを期待します。

 

埋め込まれたメッセージイベントは以下のとおりです:

 

デザイン時: 埋め込まれたメッセージ イベントのためにアクションが定義されると、$MT_EMBEDDEDMESSAGE と呼ばれる JSON ページソースが json という名前のルート要素と共に作成されます。追加ノードを手動でページソースに追加することもできます。 XPath 式を使用してこのページソースのノードにデザインコンポーネントがアクセスできるようになります。 メモ:  (アクションを追加することによる) 埋め込まれたメッセージ イベントの有効化は、デザイン時に $MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースを作成する2つの方法の1つです。

ランタイム: 埋め込まれたメッセージイベントは json という名前のルート要素を持つ $MT_EMBEDDEDMESSAGE という名前の JSON ページソースを作成します。ページソースの構造とコンテンツは、埋め込まれてメッセージから来ます。このページソースはデザイン時で作成されたページソースと同じ構造を持たず、デザインコンポーネントの式によりページソースにランタイムでアクセスすることができません。

 

メモ:埋め込まれたメッセージイベントはページイベントであるため、デザイン内の各ページは埋め込まれてメッセージイベントのために定義されたアクションを持つことができます。Web ページからメッセージが送信されると、 (特定のページを指定することなく) ワークフロー全体を送信します。現在アクティブなページの埋め込まれたメッセージイベントがトリガーされます。

 

デザインタイム

埋め込まれたメッセージのイベントの処理のために少なくとも1つのアクションが定義されている場合、 $MT_EMBEDDEDMESSAGE JSON ページソースは自動的に作成されます。 ページソースの作成以外に他のアクションを実行しない場合、ワークフローの動作に影響しないアクションを追加してください。 例えば、 コメント アクションなど。アクションを追加しない場合、 $MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースは作成されません。定義されたアクションを後に削除する場合、$MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースも削除されます。

 

$MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースが作成されると、 json と呼ばれるルート要素のみを有します。ページソースペイン のツールバー内のコマンドを使用してページソースに JSON 構造を追加することができます。デザインコンポーネントが XPath 式を使用してこれらのノードにアクセスできるようにするために構造は必要とされます。

 

$MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースのデザインタイムとランタイムの構造は一致する必要があります。 それ以外の場合、デザインコンポーネント内の XPath 式はラインタイムページソースノードを検索できなくなります。

 

ランタイム

ランタイムでは、JSON 文字列の書式で埋め込まれたメッセージが受信された場合、 埋め込まれたメッセージ イベントは $MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースを作成します。 (それ以外の場合、このページソースは作成されません) json と呼ばれるルート要素と共にページソースが作成され、メッセージ内に含まれている構造とデータを持つように作成されます。追加アクションがイベントのために定義されている場合、これらは実行されます。

 

ソリューション内で埋め込まれたメッセージを使用する

埋め込まれたメッセージイベントは、受信するメッセージが JSON 文字列であることを期待し、この文字列をパースし JSON ページソースである $MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースを生成します。

 

Web ページ内のソースデータのフォーマットにより異なるシナリオが発生します :

 

JSON フォーマット: JSON ページソース $MT_EMBEDDEDMESSAGE はソリューション内で直接使用することができ、このページソースからのデータは Web ページにパスされます。この場合、(コメント アクションなど) 割り込まないアクションを埋め込まれたメッセージのために定義することができます (下のスクリーンショットを参照)。 これはイベントの処理は有効化し、 $MT_EMBEDDEDMESSAGE ページソースの作成条件を満たします。

MTActionOnEmbeddedMsgJSON

JSON  データとの作業方法に関しての詳細は、 JSON データの送信/受信 を参照してください。

 

XML フォーマット: 埋め込まれたメッセージにより自動的に生成される JSON ページソース $MT_EMBEDDEDMESSAGE に加え、 XML ページソースも作成されます。これにより、Web ページソースの XML フォーマットに変換し易いフォームでソリューションがデータを送信することができます。 $MT_EMBEDDEDMESSAGE 内のデータから XML ページソースを作成するには、文字列からロード アクションを使用します (下のスクリーンショットを参照)。これが上手く作動するように、 $MT_EMBEDDEDMESSAGE 内で選択されるノードは、 XML として解析することのできる文字列を含んでいる必要があります。

MTActionOnEmbeddedMsgXML

XML データとの作業方法に関しての詳細は、 XML データの送信/受信 を参照してください。

 

 

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