XPath と XQuery 式は XML ツリーをナビゲートするために使用されます。バージョン 3.1 内のマップと配列のためのサポートに加え、バージョン 3.1 の XPath と XQuery 式も JSON 構造をナビゲートするために使用することができます。 XPath は XQuery のサブセットで、両言語で有効な式は両方の言語で同じ結果を返します。2つの言語に関する詳細に関しては XPath 3.1 勧告 と XQuery 3.1 勧告 を参照してください。
XMLSpy は XPath/XQuery 式を作成し、式を XML と JSON ドキュメントに対して評価しデバッグするためのパワフルな機能を提供します。これにより、使用する XML または JSON ドキュメントに対して式を素早くビルドしテストすることができます。
出力ウィンドウが他の出力ウィンドウと共にアプリケーションのインターフェイスの下に表示されている 「XPath/XQuery ウィンドウ」 内でこれらの分析機能を使用することができます。XPath/XQuery ウィンドウのこれらの機能はこのセクションのサブセクションで説明されています。
一般的なユーザーシナリオでは、以下を行います:
1.式をビルドまたは評価する XML または JSON ドキュメントを開きます。
2.XPath/XQuery ウィンドウ内に XPath/XQuery 式を入力します。
3.結果を確認するためにエバリュエーターまたはデバッガーを実行します。エバリュエーターは最終的な結果を表示しますが、デバッガーは各ステップの結果アスペクトを表示し評価プロセスをステップバイステップに確認します。
このセクションでは以下のように整理された XPath/XQuery ウィンドウの機能について説明されています:
•評価モード: XPath/XQuery 式の評価のためのモード
•デバッグモード: XPath/XQuery 式のデバッグのためのモード
•式ビルダー: XPath/XQuery 式の作成のためのビルダー
•注意点