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XML バリデーター、 XML 検証
XML ドキュメントの作成時にスキーマ(DTD または XML スキーマ)の割り当てを行うことができます。スキーマの割り当てや変更は、「DTD / スキーマ」 メニュー以下にある 「DTD の割り当て」 または 「スキーマの割り当て」 コマンドにより、いつでも行うことができます。

ダイアログ内の相対パスにチェックを入れることで、XML ドキュメントへ挿入されるスキーマファイルへのパスを XML ファイルから見た相対パスにすることができます。
グローバルリソースとはファイルやフォルダーへのエイリアスです。ターゲットファイルまたはフォルダーは、(「ツール | アクティブな構成」 により)グローバルリソースのアクティブ構成を変更することでグラフィカルに変更することができます。グローバルリソースを使えば割り当てられた複数のスキーマの切り替えを瞬時に行うことができ、試験を行うときなどに力を発揮します。グローバルリソースの使用方法については、Altova グローバルリソースを参照ください。
XML スキーマには無い DTD の便利な機能の1つにエンティティがあります。もし検証されたスキーマにてエンティティを使用したい場合は、DOCTYPE 宣言を XML ドキュメント内で行ない、その中でエンティティの宣言を行う必要があります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE OrgChart [
<!ENTITY name-int "value">
<!ENTITY name-ext SYSTEM "extfile.xml">
]>
<OrgChart xmlns="http://www.xs.com/org"
xsi:schemaLocation="http://www.xs.com/org OrgChart.xsd">
...
</OrgChart>
DTD 内部でエンティティの宣言を行った後に、それらを XML ドキュメント内で使用することができます。ドキュメントは整形式ならびに妥当なものとなります。しかし外部で解析されたエンティティは Authentic ビューでサポートされません。
XML ドキュメントが開かれていれば、「DTD/スキーマ」 メニュー以下の DTD へ移動またはスキーマへ移動コマンドをクリックすることで、ベースとなっている DTD または XML スキーマを直接開くことができます。更に、XML ドキュメント内のノードにカーソルを移動させ、「DTD/スキーマ | 定義へ移動」 コマンドを使うことで、ノードのスキーマ定義に直接移動することができます。
ドキュメントの検証や整形式のチェックを行うには、検証 (F8) や整形式のチェック (F7) コマンドを XML メニューまたはツールバーから使用します。エラーや警告がある場合は、メッセージウィンドウに表示されます。XML ドキュメントが不正の場合、スキーマ内にある情報をベースに、スマートフィックスによるエラーの修正を行うことができます。
RaptorXML Server を使用して XML ドキュメントを検証することができます。