このセクションでは、既に定義した Person 要素をグローバル要素に変換し、その要素を Company 要素から参照します。
| 1. | 全てのグローバルを表示アイコン をクリックして、スキーマ概要に移動します。 |
| 2. | Company 要素のダイアグラム表示アイコン をクリックします。 |
| 3. | Person 要素を右クリックし、「グローバル化 | 要素」 を選択します。要素に小さな矢印アイコンが表示され、この要素がグローバルに宣言された Person 要素を参照していることを表します。詳細入力ヘルパーには isRef チェックボックスにチェックが入ります。 |

| 4. | 全てのグローバルを表示アイコン をクリックしてスキーマ概要に戻ります。 Person 要素がグローバル要素として表示されます。コンポーネント入力ヘルパーにも Person が表示されます。 |

| 5. | コンポーネント入力ヘルパーにて、 Person 要素をダブルクリックし、グローバル要素 Person のコンテンツモデルを開きます。 |

グローバル要素ボックスには矢印が無いことに注目してください。これはその要素が参照されているものであり、参照を行っている要素では無いからです。参照を行っている要素のボックスに矢印は表示されます。
以下の点に注意してください:
•グローバル要素を参照する要素は、参照するグローバル要素と同じ名前でなければなりません。
•グローバル定義は XML ドキュメントのどこでコンポーネントが使用されるかの記述は行わず、コンテンツモデルの記述だけを行います。グローバル定義が他のコンポーネントから参照された時に、XML ドキュメント内での場所が指定されます。
•グローバルに記述された要素は異なる場所で再利用することが可能です。グローバル複合型の場合とは違い、グローバル要素そのものを変更することなくコンテンツモデルの変更を行うことはできません。グローバル要素を参照する要素のコンテンツモデルを変更した場合、グローバル要素のコンテンツモデルも同様に変更され、そのグローバル要素を参照しているその他の要素のコンテンツモデルも変更されます。