Address 要素のコンテンツが定義されています。以下の simpleType 子要素を含む必要のある Person 要素のコンテンツを定義する必要があります: First、 Last、 Title、 PhoneExt、および Email。これらの要素は Title 以外は必須で指定された順序で発生する必要があります。型 xs:integer であり、2桁の数値に制限されている PhoneExt 以外の型 xs:string である必要があります。
Personのコンテンツモデルを作成するには以下を行います:
1.Person 要素を右クリックし、コンテキストメニューを表示し「子を追加 | シーケンス」 を選択します。これによりシーケンスコンポジッターが挿入されます。
2.シーケンス要素を右クリックして 「子の追加 | 要素」を選択します。
3.First を要素名として入力し、「タブ」 キーを押します。。これでカーソルが type フィールドに移動します

4.xs:string エントリをドロップダウンリストから選択するか、Type フィールドに入力します。
5.ドラッグアンドドロップにより、その他4つの要素を作成します。それぞれ Last、Title、PhoneExt、および Email と名前を付けます。

| メモ: | 「Ctrl」 キーを押しながら必要な要素をクリックすることで複数の要素を選択することができます。この方法で、例えば複数の要素を一度にコピーすることができます。 |
Title要素を右クリックしコンテキストメニューから省略可能 を選択します。要素ボックスの枠組みが実線から点線に変更されます。これは要素が省略可能であることを示しています。

詳細入力ヘルパーにて、minOcc=0 と maxOcc=1 と表示され、要素が省略可能であることを示します。コンテキストメニューを使う方法以外にも、 minOcc=0 をセットして要素を省略可能にすることができます。
PhoneExt 要素が xs:integer 型で、最高2桁の数値だけを持てるようにするには以下を行います:
1.PhoneExt 要素の型フィールドをダブルクリックして、ドロップダウンリストから xs:integer を選択(または入力)します(下のスクリーンショット参照)。

2.この時点でファセット入力ヘルパーのアイテムが変化します。ファセット入力ヘルパーにて、maxIncl フィールドをダブルクリックして、99 を入力します。「Enter」 で確定します。この定義により、0 から 99までの内線番号(Phone Extension)の値を持つことができます。
3.メニューオプション 「ファイル | 保存」 を選択し、スキーマに対する変更を保存します。
以下の点に注意してください
•単純型のXMLスキーマデータ型(例えば xs:string または xs:date)を選択することで、詳細入力ヘルパーのコンテンツモデルが自動的に単純型 (content = simple) に変更されます。
•要素にコンポジッター(シーケンス、選択、またはすべて)を追加することで、詳細入力ヘルパーのコンテンツモデルが自動的に変更されます (content = complex)。
•上記で説明されたスキーマは XMLSpy アプリケーションフォルダーの Tutorial フォルダーにある AddressFirst.xsd という名前のファイル名で入手可能です。