XML スキーマが XML ドキュメントの構造とコンテンツを指定するように JSON スキーマは JSON ドキュメント内の JSON データが整理されるかを指定します。どのデータフィールドが期待されるか、また、値がどのように表示されるかを指定します。 JSON スキーマ仕様と JSON スキーマについての情報はここで確認することができます。
JSON スキーマ自身は、 JSON オブジェクトです。構文的には、スキーマ全体が JSON オブジェクトの区切りである中かっこで囲まれています (下のリスト参照)。 スキーマは JSON 構文で書かれており、通常 .json の拡張子を持ちます。トップレベルオブジェクトの最初のキーワードである $schema キーワードを使用して、JSON スキーマとして表示されています。また以下の値を持つべきです: "http://json-schema.org/draft-N/schema#"。N がバージョンの番号です。$schema キーワードの使用方法のサンプルは以下のとおりです。
{
"$schema": "http://json-schema.org/draft-04/schema#",
...
}
| メモ: | $schema キーワードは、スキーマの最新のバージョンを指定する以下の値を持つことができますが "http://json-schema.org/schema#"、特定のバージョンを指定するを使用することが奨励されます。. 詳細に関しては、JSON スキーマバージョン を確認してください。 |
XMLSpy の JSON スキーマビュー内で、グラフィック性に富んだ JSON スキーマを作成することができます。作成方法は、 JSON スキーマビュー に説明されています。スキーマ編集機能に加え、 JSON スキーマビューで以下のスキーマに関連した 機能を使用することができます:
•XMLSpy の JSON バリデータを使用して検証: JSON インスタントドキュメントに JSON スキーマを割り当て、XMLSpy 内から、インスタントドキュメントを検証します。 詳細に関しては、 JSON ドキュメントの検証 を参照してください。
•JSON インスタンスからの JSON スキーマの生成: JSON インスタントドキュメントが既存の場合、 JSON スキーマを生成することができます。その後、必要に応じて、スキーマを編集することができます。
•JSON と XML の間の変換: 2つのフォーマットのドキュメント間での変換が行えます。
GUI とこのドキュメント一般的に使用される JSON スキーマ用語が以下にリストされています。
用語 |
定義 |
スキーマ |
JSON スキーマドキュメント内のトップレベルのスキーマオブジェクトであるスキーマファイル |
オブジェクト |
ゼロまたは複数のプロパティを含む JSON 型 |
プロパティ |
オブジェクトの key:value ペア。値は任意の JSON データ型であることができます。 |
キーワード |
オブジェクトの key:value ペアの key 部分。常に文字列です。 |
サブスキーマ |
演算子または依存性の子であるオブジェクト |
定義 |
任意の JSON 型の完全な詳細。定義は、グローバルまたはローカルであることができます。 |
配列 |
任意の JSON データ型のゼロまたは複数のアイテムのコンマにより区切られた順序リスト。 |
アトミック型 |
string, number, integer, boolean, および null JSON データ型 |
型セレクター |
すべておよび複数型の選択する any および multiple 型 |
演算子 |
子として定義に追加することのできる発生セレクター。 詳細に関しては、演算子を参照してください。 |
オブジェクトプロパティ値と配列アイテムは次の型であることができます:
•string (引用符で囲まれている必要があります)。文字列は date-time または email フォーマットなどの追加的にフォーマットを持つように指定されることができます。
•number: 小数点の部分を持つ数値。整数を含みます。
•integer: 小数点の部分を持たない数値。 number 型のサブセット
•boolean (引用符で囲まれていない true/false)
•object: 他のオブジェクト内で使用されると、データをネストすることができます。
•array: オブジェクトにより許可されているよりも複雑な構造を作成する機能を与えます。
•null (引用符で囲まれていない null )