スキーマ ビューにおけるコンポーネント入力ヘルパーでは、3 つの操作を行うことができます:
•コンポーネントの種類と名前空間により、ツリー内にあるグローバル コンポーネントを管理する (以下のスクリーンショットを参照): これにより、名前空間に従うかたちですべてのグローバル コンポーネントの概要が表示されます。
•グローバル コンポーネントのコンテンツ モデル ビューへのナビゲーションを行う (コンポーネントにコンテンツ モデルが含まれている場合): コンポーネントにコンテンツ モデルが含まれない場合、スキーマ概要にてコンポーネントがハイライトされます。他のスキーマからインクルードまたはインポートされたグローバル コンポーネントもコンポーネント入力ヘルパーに表示されます。
•スキーマ ドキュメント内で定義された同一性制約の概要を表示する: 同一性制約タブの詳細については、「同一性制約」 のセクションを参照ください。
| メモ: | 表示されるのが XSD 1.0 なのか 1.1 なのかは、選択されている XSD モード (XSD 1.0 または 1.1) により決定されます。 |
グローバル タブでは、グローバル コンポーネントがツリー構造でグループ化され表示されます (以下のスクリーンショットを参照)。スキーマ内にある各グローバル コンポーネントの種類の数が、各種コンポーネントの隣に表示されます。

ツリー構造では、グローバル コンポーネントが以下の 7 つの種類に分類されます。コンポーネントの種類がツリーに表示されるには、その種類のコンポーネントがスキーマ内部に最低 1 つ必要になります。
•要素宣言 (要素)
•モデル グループ (グループ)
•複合型
•単純型
•属性宣言 (属性)
•属性グループ
•記法
名前空間タブでは、名前空間とコンポーネントの種類により分類されたかたちでコンポーネントが表示されます (以下のスクリーンショットを参照)。

ツリーの表示では、グローバル コンポーネントが以下にある 7 つのグループに分類されます。コンポーネントの種類がツリーに表示されるには、その種類のコンポーネントがスキーマ内部に最低 1 つ必要になります。
•要素宣言 (要素)
•モデル グループ (グループ)
•複合型
•単純型
•属性宣言 (属性)
•属性グループ
•記法
グローバルまたは名前空間タブにてコンポーネントのグループを展開すると、そのグループに含まれるすべてのコンポーネントが表示されます。これにより、ユーザー定義のコンポーネントへ簡単にアクセスすることができます。コンポーネント タブに表示されたコンポーネントをダブルクリックすると、その定義がメイン ウィンドウに表示されます。

コンポーネントにコンテンツ モデルが含まれている場合 (つまり、コンポーネントが要素、グループ、または複合型の場合)、コンポーネント名をダブルクリックすることで、コンポーネントのコンテンツ モデルが (メイン ウィンドウにある) コンテンツ モデル ビューに表示されます。コンテンツ モデルを含まないコンポーネントがダブルクリックされた場合、そのコンポーネントが (メイン ウィンドウにある) スキーマ概要でハイライトされます。
| 注意: | インクルードまたはインポートされたスキーマの中にコンポーネントが含まれる場合、インクルード/インポートされたスキーマが開かれ、コンポーネントのコンテンツ モデルがコンテンツ モデル ビューに表示されるか、コンポーネントがスキーマ概要でハイライトされます。 |
コンポーネント入力ヘルパーの同一性制約タブでは、ドキュメントにある同一性制約の概要が表示されます (以下のスクリーンショットを参照)。このタブでは、同一性制約の種類 (ユニーク (unique)、キー (key)、キー参照 (keyref)) により分類されたかたちで同一性制約が表示されており、展開/縮退可能なツリーにより同一性制約が表示されます。

太字で表示されているエントリーはその同一性制約が現在アクティブなスキーマ内部にあることを表しており、そうでないエントリーはサブスキーマ内に含まれることを表しています。同一性制約タブに表示されたエントリーをダブルクリックすることで、そのスキーマ コンポーネントがコンテンツ モデル ビューにて表示されます。
同一性制約タブにてアイテムが選択されている状態では、以下のコンテキスト メニュー コマンドを利用することができます:
•図に表示: スキーマ コンポーネントをコンテンツ モデル ビューに表示します。
•図にセレクター/フィールド ターゲットを表示: 同一性制約のセレクター (selector) またはフィールド (field) にて指定されているスキーマ コンポーネントをコンテンツ モデル ビューに表示します。複数のフィールドがある場合、目的のフィールドを選択するためのダイアログが表示されます。
•同一性制約へ移動: 同一性制約をスキーマ概要に表示します。
•すべての子を展開/縮退: ツリーを展開/縮退します。
同一性制約タブの詳細については、「同一性制約」 のセクションを参照ください。