XMLSpy は Altova の SchemaAgent テクノロジーと連動するように設定することができます。
SchemaAgent テクノロジーにより、複数のスキーマ間のリレーションシップを構築することができます。以下により構成されています:
•(フォルダーやネットワークの)検索パス上にある、複数のスキーマ間のリレーションシップに関する情報を保持、提供する SchemaAgent Server。
•A SchemaAgent クライアント、 (i) スキーマ間のリレーションシップを作成し、 (ii) これらのスキーマを管理するために接続されている (スキーマの名前の変更、移動、削除する)SchemaAgentサーバーからの情報を使用する Altova のSchemaAgent 製品。
SchemaAgent サーバーの2つの種類を使用することができます:
•ネットワーク上にインストールし、利用することのできる Altova SchemaAgent Server。
•SchemaAgent クライアント製品である Altova SchemaAgent 。より軽量なサーバーである LocalServer が搭載されており、SchemaAgent がインストールされているマシンからのみアクセスすることができます。
XMLSpy から SchemaAgent テクノロジーを利用することで、SchemaAgent サーバーから得られるスキーマ情報を使用して、スキーマをスキーマビューにて直接編集することができます。ここでは、XMLSpy が SchemaAgent サーバーに接続し、SchemaAgent Client とのやり取りを行いながら SchemaAgent Server へリクエストを送信します。XMLSpy が SchemaAgent と連動するよう設定された場合、スキーマビューの入力ヘルパーには、現在のスキーマビューでアクティブなスキーマから得られたコンポーネントだけでなく、接続している SchemaAgent サーバーの検索パスにあるその他のスキーマから得られたコンポーネントも表示されます。この機能を使うことで、これらのコンポーネントに直接アクセスすることができます。他のスキーマに属しているコンポーネントのコンテンツモデルを、スキーマビューで確認し、これらコンポーネントを再利用することができます。スキーマ間のリレーションシップを構築して、XMLSpy から複雑なスキーマの管理を直接行うこともできます。
SchemaAgent ならびに SchemaAgent Server のインストール、そしてサーバー上の検索パスの設定については、SchemaAgent ユーザーマニュアルを参照ください。
XMLSpy が SchemaAgent クライアントと連動して使用するには以下の操作を行う必要があります:
•Altova ウェブサイトから SchemaAgent をダウンロードします。 SchemaAgent の LocalServer を使用することでスキーマを提供することができるようになります。LocalServer にて検索パスを設定する方法については SchemaAgent のユーザーマニュアルを参照ください。LocalServer 上の検索パスの構成に関する詳細は SchemaAgent ユーザーマニュアルを確認してください。
注意:無料トライアル期間が終了した後に SchemaAgent を使用するには有効なライセンスを購入する必要があります。Altova MissionKit 製品パッケージ Enterprise Edition には SchemaAgent 製品とライセンスキーが含まれています。( SchemaAgent Server アプリケーションは Altova MissionKit パッケージには含まれていません。)
•上記に加えて、必要ならば Altova ウェブサイトからネットワークベースの SchemaAgent Server をダウンロードしてください。
•SchemaAgent(そして SchemaAgent Server) の)検索パスを定義します。検索パスの詳細な定義方法については SchemaAgent ユーザーマニュアルを参照ください。(検索パスとはリレーションシップのマッピングに使われる、スキーマが含まれるフォルダーへのパスのことです)。
•XMLSpy 内から SchemaAgent への接続を開始します。
重要点: Altova から提供される SchemaAgent ならびに SchemaAgent に関連する製品(XMLSpy を含む)の バージョン 2005 リリース 3 以降の製品は、それ以前のバージョンの SchemaAgent または SchemaAgent に関連する製品との互換性を持ちません。
XMLSpy 内の SchemaAgent 機能はスキーマビューからのみ利用することができ、スキーマ設計メニューのメニューコマンド(スクリーンショットを参照)ならびにスキーマビューの入力ヘルパーからアクセスすることができます。

メニューコマンドでは一般的な管理機能が提供されます。入力ヘルパー(ならびにドラッグアンドドロップといった GUI を使った機能)によりスキーマの編集を実際に行うことができます。
このセクションではスキーマビューで利用可能な SchemaAgent の機能の使用方法について説明します。