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Altova XMLSpy 2021 Professional Edition

WSDL ドキュメントは WSDL だけではなく XML でもあります。この結果 XML および WSDL として検証することができます。次のリストは  XMLSpy の EnterpriseProfessional Editions 内でのWSDL 検証 の振る舞い に関する重要な情報が含まれています。

 

Professional Edition は WSDL ファイルを XML ファイルとして扱い http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/ で定義されるスキーマに従い検証する単純なスキーマ検証を行います。

Enterprise Edition では、Professional Edition を超えた XML 検証を行うことができます。http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/ に対する検証は行われません。代わりに http://www.altova.com/specs_wsdl.html#_document-s と独自のロジックを使用することで、WSDL の文脈に沿った更に高度な情報が提供されます。そのため、Professional Edition では妥当とされた WSDL ファイルが、Enterprise Edition では、そうでないと表示されることがあります(以下の例を参照)。

http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/http://www.altova.com/specs_wsdl.html#_document-s には違いがあります。前者には WSDL 仕様で定義されている拡張要素 (extensibility elements) の定義が含まれていません。この短所は公式な W3C スキーマ内でエラーとして表示されます。この短所は( Enterprise Edition により使用されている)後者のスキーマで指摘されています。

Professional Editionhttp://schemas.xmlsoap.org/wsdl/ を検証のために使用するため、拡張性要素は Professional Edition 内で無効とレポートされますが、 (http://www.altova.com/specs_wsdl.html#_document-s) を使用する Enterprise Edition 内では有効とレポートされます。

W3C スキーマは W3C 作業部会により提供されている公式のスキーマのため、発生するエラーに関しては。このスキーマが原因となるエラーに対しては Altova が対処することはできません。

 

以下に WSDL ファイルの一部を例として示します。このファイルでは要素 getCityTimes が宣言されています。この要素は、getCityTimes という間違った名前で参照されています。Enterprise Edition では、参照された要素が、ファイル内で既に宣言されているかをチェックしますが、Professional Edition にてこのチェックは行われません。ファイルの他の箇所が妥当であることを前提とすると、このファイルは Professional Edition にて妥当であると見なされ、Enterprise Edition では(getCityTimes がファイルのその他の場所にて宣言されていない場合)不正となります。

 

<s:element name="getCityTime">

  <s:complexType>

     <s:sequence>

        <s:element minOccurs="0" maxOccurs="1" name="city" type="s:string"/>

     </s:sequence>

  </s:complexType>

</s:element>

<s:element name="abc">

  <s:complexType>

     <s:sequence>

        <s:element ref="getCityTimes"/>

     </s:sequence>

  </s:complexType>

</s:element>

 

 

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