
「スキーマ設計 | スキーマ設定...」コマンドを使用することで、アクティブなスキーマに対してグローバルな設定を行うことができます。これらの設定は XML スキーマドキュメント要素 xs:schema の属性やその値に対して適用されます。

スキーマ設定ダイアログ内で定義される設定 (XSD モードが 1.1 に設定されている場合) は次の xs:schema 要素を作成します。
<xs:schema xmlns="http://www.altova.com/schemas/org"
xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
targetnamespace="http://www.altova.com/schemas/org"
elementFormDefault="qualified"
attributeFormDefault="unqualified"
xpathDefaultNamespace="##targetNamespace"
version="1.1"
defaultAttributes="Contact">
| メモ: | スキーマ設定 ダイアログの内容は、アクティブな XSD モードにより異なります。 XSD 1.0 がアクティブな モードな場合、 XSD 1.1 属性は、ダイアログ内に存在しません。 |
defaultAttributes と xpathDefaultNamespace 属性は、 XML スキーマ 1.1 の機能で、XSD 1.1 モード のみで使用することができます。他の属性は、 XSD 1.0 と XSD 1.1 で使用することができます。
バージョン 属性はドキュメントバージョンです。 ドキュメントの XSD バージョン ではありません。
defaultAttributes 属性により、隙間内の全ての複合型のデフォルトの属性グループとして属性グループを選択することができます。 デフォルトの 属性 グループは、この複合型のコンテンツモデル内で表示されています。 下のスクリーンショット内では、 Contact 属性 グループがデフォルトの 属性 グループで、 グループ 要素上で自動的に使用することができます(上のスクリーンショット参照も参照してください) 。属性 グループを無効化するには、複合型 defaultAttributesApply を false に設定します。複合型の詳細入力ヘルパー内の defAttrs プロパティを使用してもこの設定を行うことができます (下のスクリーンショットを参照).

xpathDefaultNamespace 属性は、スキーマ内で使用される XPath 式内の要素のためのデフォルトの名前空間を設定します。スキーマ設定 ダイアログ内で設定されている場合、トップレベル xs:schema 要素に属性が適用されます。宣言のスコープは、ドキュメント全体です。属性が許可されている箇所では、要素上の宣言が xs:schema 上の宣言を上書きすることが可能になります:
•xs:assert と xs:assertion
•xs:alternative
•xs:selector と xs:フィールド (識別制約)
上記の要素の入力ヘルパー内の XPath デフォルト名前空間を変更することができます。
xpathDefaultNamespace 属性には3つの許可された値が存在します:
•##targetNamespace: XPath デフォルト名前空間 は、スキーマのターゲット名前空間と同じになります。
•##defaultNamespace: XPath デフォルト名前空間 は、スキーマのデフォルトの名前空間と同じになります。
•##local: XPath デフォルトの名前空間は存在しません。
XPath デフォルト名前空間がドキュメント内で宣言されていない場合、 XPath 式内のプレフィックスの無い要素には、名前空間は存在しません。 XPath デフォルト名前空間 宣言は、属性には適用されません。