XML スキーマの管理機能により、個々のデータベーススキーマから、IBM DB2 データベースへスキーマを追加したり、削除することができます。以下の操作によりスキーマの管理を行うことができます:
•IBM DB2 データベースへの接続
•XML スキーマを追加または削除するためのデータベーススキーマを選択
•スキーマの管理操作を行う
これらステップに関する詳細を以下に記します。
「XML スキーマの管理」コマンドをクリックすることで、データベースの XML スキーマ管理ダイアログが表示されます(以下のスクリーンショットを参照)。

目的のデータベースに対して接続がなされていない場合、まずは接続を行う必要があります。既に接続が確立されている場合、その情報がデータベースコンボボックスに表示されます。接続処理を開始するには、ダイアログのクイック接続アイコン
をクリックします。クイック接続ダイアログの使用方法については、 データベースへ接続 セクションを参照ください。
IBM DB2 データベースへの接続が確立されると、データベースがコンボボックスの中に表示されます(以下のスクリーンショットを参照)。複数のデータベースへの接続が行われている場合、このコンボボックスから目的のデータベースを選択することができます。以下のスクリーンショットでは、SV_USR データベースが選択されています。

右にあるコンボボックスには、現在選択されている IBM DB2 データベースにあるデータベーススキーマのリストが表示されます。データベーススキーマがこのコンボボックスで選択されると、そのデータベーススキーマに登録されている全ての XML スキーマがメインペインにて表示されます。上のスクリーンショットでは、Altova_User データベーススキーマに登録された全ての XML スキーマが、配置されている場所とともに表示されています。詳細を表示チェックボックスにチェックを入れることで、更に詳細な情報がメインペインに表示されます。
選択されたデータベーススキーマに対して登録されているスキーマがメインペインにて表示されます。XML スキーマのリストが表示されると、スキーマをリストに加えたり、リストからスキーマを削除することができます。
スキーマを追加するには、「追加」ボタンをクリックし、目的のスキーマファイルを指定します。選択されたスキーマファイルがリストに表示されます。「変更をコミット」ボタンをクリックすることで、新たに追加されたスキーマがデータベーススキーマに登録されます。
スキーマを削除するには、メインペインにてスキーマを選択し、「スキーマを削除」ボタンをクリックします。削除フラグがそのスキーマに割当てられ、変更が次にコミットされる際に、そのスキーマが削除されることを示します。フラグが立てられたスキーマを選択し、「削除フラグを消す」ボタンをクリックすることで、削除フラグを取り消すことができます。「変更をコミット」ボタンをクリックすると、削除フラグが立てられている全てのスキーマに対して、データベーススキーマの登録解除が行われます。
スキーマを表示ボタンをクリックすることで、スキーマが XMLSpy で開かれます。XML スキーマ管理ダイアログを閉じるには、「閉じる」ボタンをクリックしてください。
「変更をコミット」ボタンをクリックすると、加えられた変更に従うかたちでデータベースが変更されます。コミット処理のレポートは、レポートペインに表示され、処理が正常に行われたかの確認や、エラーが発生した際のデバッグに役立てることができます(以下のスクリーンショットを参照)。新たなレポートメッセージは、それまでのメッセージに続くかたちで表示されます。新たなレポートメッセージは、それまでのメッセージに続くかたちで表示されます。

レポートペインにあるツールバーには、表示のカスタマイズやナビゲーション、クリップボードにレポートをコピーしたり、テキストの検索やクリアを行うためのアイコンが含まれています(以下のスクリーンショットを参照)。

[フィルター] アイコンにより、特定の種類のメッセージの表示の切り替えをオンまたはオフします。「次」ならびに「前」アイコンにより、選択箇所を移動することができます。表示されているメッセージは、子コンポーネントを含めて(または含めないで)クリップボードにコピーすることができ、その後ドキュメントへの貼付けを行うことができます。[検索] 機能により、検索用語を指定し、この用語をリスト内上下に検索することができます。[クリア] アイコンにより、レポートペインの内容をクリアすることができます。