新規タクソノミの作成

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新規タクソノミの作成

通常新規タクソノミは1つまたは複数の標準タクソノミを拡張する形で作成されます。標準タクソノミ、または既存のタクソノミを元に新規タクソノミを構築するのであれば、既存のタクソノミをインポートする必要があります。新規タクソノミは何も無い状態から作成することもできます。XMLSpy の XBRL ビューでは、新規タクソノミウィザードを使って US-GAAP や IFRS タクソノミを簡単にインポートすることができます。タクソノミは XBRL ビューのグラフィカルなインターフェースを使って編集することができます。

 

新規タクソノミを作成するにあたり最初にすることは、XML スキーマファイル (.xsd) であるコンセプト定義ファイルを作成することです。コンセプト定義の他にも、このファイルには新規タクソノミの名前空間定義、宣言が含まれており、インポートするタクソノミやタクソノミのリレーションシップファイルの場所を特定し、インポートされたタクソノミの名前空間や、その他使用される名前空間の宣言を行ないます。

 

コンセプト定義ファイルの作成

新規 XBRL タクソノミを作成するには、メニューコマンドから 「ファイル | 新規作成」 を選択します。新規ドキュメントを作成ウィンドウが表示されます。

XBRLFileNew

.xsd XBRL Taxonomy Schema を選択し、「OK」 で確定します。この操作により、タクソノミウィザードの最初の画面が表示されます。

XBRLNewTaxonWizard1

新規タクソノミを作成ウィザードにより US-GAAP や IFRS 要件に準拠した XBRL タクソノミを作成することができます。実質的には、指定したタクソノミがインポートされ、その後、必要に応じてファイルの編集を行うことができます。

 

ウィザードの最初のダイアログでは、以下の入力を行ないます:

 

タクソノミに使用する会社のティッカーシンボル(または名前)を作成します。入力する会社名は通常ユニークなもので、ここで入力されるティッカーシンボルをベースに重要なタクソノミプロパティやコンポーネントの名前が作成されます。例えば、ティッカー名 フィールドに入力された値はタクソノミ名前空間やタクソノミのリレーションシップファイルを自動生成する際に使用されます(上のスクリーンショットを参照)。会社がティッカーシンボルを持っていない場合、このフィールドにはタクソノミが対象とする会社の名前を入力することができます。
タクソノミベースで指定できるオプションは: US-GAAP タクソノミ、IFRS、そして無し です。このコンボボックスにて選択したタクソノミにより、あなたのタクソノミが形づくられます。次に表示されるウィザードのダイアログの内容は、ここで選択したタクソノミベースにより変わってきます。タクソノミベースについては、次に表示されるウィザードの画面で説明されます。
日付の値は直接入力するか、コンボボックスのドロップダウンからアクセスすることのできる日付選択画面から選択することができます。ティッカーシンボルと同様、日付もタクソノミ名前空間やタクソノミのリレーションシップファイルの生成時に使用されます。
保存先フォルダーはメインタクソノミならびに関連するファイルが保存される場所になります。
タクソノミ名前空間(.xsd 拡張子を持つメインタクソノミコンセプトファイルのターゲット名前空間)とコンセプト定義ファイル(スキーマファイル)、そしてリレーションシップファイルは、(i) ティッカーシンボル(または会社名)と、(ii) 日付から自動的に作成されます。これらの値を変更しようとすると、関連するタクソノミに準拠しなくなるという旨の警告が表示されます。

 

入力を完了後、次へをクリックします。次に表示されるダイアログは、タクソノミのベースに選択した内容により変化します。3つのケースが考えられます:

 

US-GAAP タクソノミを選択した場合、(以下のスクリーンショットにあるように)新規タクソノミを作成ウィザードのダイアログには US-GAAP に特化した内容が表示されます。タクソノミへインクルードしたいエントリポイントを選択し、(ダイアログの下部にあるチェックボックスにて)US-GAAP コアスキーマをインポートするかどうか指定することができます。

XBRLNewTaxonWizard2

完了ボタンをクリックすると、選択したエントリポイントをインポートした新規コンセプト定義ファイル (.xsd) が、ウィザードにて指定した保存先フォルダーに作成されます。XBRL ビューで開かれるタクソノミを編集することもできます。

 

タクソノミのベースとして IFRS が選択された場合、(以下のスクリーンショットにあるように) 新規タクソノミを作成ウィザードには IFRS に特化した内容が表示されます。目的のエントリー ポイント スキーマ オプションを選択し、「完了」 をクリックしてください。

XBRLNewTaxonWizard3ifrs

完了ボタンをクリックすると、選択したエントリポイントをインポートした新規コンセプト定義ファイル (.xsd) が、ウィザードにて指定した保存先フォルダーに作成されます。XBRL ビューで開かれるタクソノミを編集することもできます。

 

無し(つまりベースとするタクソノミが無い)を選択すると、新規コンセプト定義ファイル (.xsd) が、ウィザードで指定した保存先フォルダーに作成され、XBRL ビューにて開かれます。2つの要素(xbrldt:hypercubexbrldt:dimension)が自動的に生成され、全てのタクソノミに必要となる基本的なスキーマが既にインポートされていることに注目してください(概要入力ヘルパーを参照ください)。

 

ベースタクソノミの作成後、次のステップは: (i) タクソノミの名前空間(スキーマのターゲット名前空間)の作成と、(ii) 新規タクソノミを構築する土台となるタクソノミのインポートとなります。新規タクソノミウィザードを使用したのであれば、デフォルトのタクソノミ名前空間が作成され、関連するタクソノミがインポートされます。

 

例題:ステップ1

上の記述にある様に、新規タクソノミドキュメントを作成ウィザードを使って、新規タクソノミドキュメントを作成します(US-GAAP 2011 をベースタクソノミとして使用し、US-GAAP 2011 コアスキーマをインポート)。名前を入力し、適切な場所へ保存します。このファイルがメインタクソノミファイル、またはコンセプト定義ファイルとなり、XML スキーマファイルであるため、.xsd 拡張子を持つことになります。この例では作成するファイルを Nanonull.xsd とします。これは C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\マイ ドキュメント\Altova\XMLSpy2019Examples\XBRLExamples\Nanonull にある例と同じ名前で、リレーションシップファイルの名前をシンプルにするために、名前の日付部分を省略しています。

 

次のステップでは、新規タクソノミウィザードにより自動的に作成されたタクソノミのターゲット名前空間を修正します。

 


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