タクソノミへ要素の追加

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タクソノミへ要素の追加

タクソノミへ要素(コンセプト)を追加するには、メインウィンドウにある 「新しい要素の追加」 アイコンをクリックします(スクリーンショットを参照)。

XBRLAddNewElm

xbrli:item の代替グループを持った新規要素がデフォルトの名前で、画面上の要素リストに追加されます(以下のスクリーンショットを参照)。

XBRLNewElm

要素ボックスについては、メインウィンドウ | 要素タブのセクションを参照ください。以下の方法により、メインウィンドウにて要素のプロパティを編集することができます。

 

要素のデフォルト名をダブルクリックすることで、要素の名前を変更することができます。名前には適切な名前空間プレフィックスも入力する必要があるということに注意してください。
プラス(+)アイコンをクリックして要素ボックスを展開し、(以下のスクリーンショットにあるように)フィールドのドロップダウンリストから目的の代替グループを選択することで、要素の代替グループを変更することができます。

XBRLNewElm2sg

Balance、Period、Abstract、または Nillable プロパティを変更するには、要素名の左に配置されている対応するアイコンをクリックし、そこで表示されるボックスに表示されるオプションを選択します。
要素にラベルリンクロールを追加するには、要素ボックスを右クリックし、「ラベルリンクロールの追加」 コマンドを選択します。ラベルリンクロールの行が追加され、この行にラベルリンクロールを入力し、コンボボックスからオプションを選択することができます。タクソノミにラベルリンクロールが割り当てられていない場合、ここでラベルが作成され、概要入力ヘルパーにて表示されます。
ラベルリンクロールを右クリックして、「ラベルの追加」 コマンドを選択することで、ラベルリンクロールにラベルを追加することができます。ラベルの詳細を入力するには、フィールドをダブルクリックして新しい値を入力するか、対応するコンボボックスから新しい値を選択します。ラベルに加えられた変更は、メインタクソノミファイルの保存時にラベルリンクベースに保存されます。
参照はラベルと同様の方法により参照リンクベースに追加されます。参照リンクベースはまず要素に対して追加され、特定の参照リンクロールに対して追加されます。

 

要素プロパティは詳細入力ヘルパーで編集することができます。編集方法については XBRL ビューの入力ヘルパーのセクションを参照ください。

 

例題:ステップ5

このセクションでは、新しい要素を作成して US-GAAP タクソノミの拡張を行ないますl。

 

最初に作成する要素は nanonull:OnboardAndOther で、Nanonull 社の客船での売上による歳入を表しています。これほど詳細な歳入項目は US-GAAP タクソノミ内で定義されておらず、US-GAAP の拡張を作成する必要があります。Nanonull 社に特化したタクソノミとして、タクソノミは Nanonull 名前空間 (http://www.altova.com/nanonull) 内に作成されなければなりません。名前空間は naanonull という名前空間プレフィックスにより既に宣言されています。このプレフィックスを持つ要素を作成すると、要素は Nanonull 名前空間内に配置されます。

 

要素を作成するには:

 

1.メインウィンドウにある、「新しい要素の追加」 アイコンをクリックする

XBRLAddNewElm

xbrli:item という代替グループと、デフォルトの名前を持った新しい要素が、要素のリスト内に作成されます。

XBRLNewElm

2.要素名をダブルクリックして、nanonull:OnboardAndOther を入力します。この操作により Nanonull 名前空間内に OnboardAndOther 要素が作成されます。
3.要素ボックスを展開します。要素には金額が入るので、(以下のスクリーンショットにあるように)Type 属性を xbrli:monetaryItemType に変更します。

XBRLTut1ItemType

4.時計アイコンの左の空間をクリックし、ポップアップから credit を選択します(以下のスクリーンショットを参照)。

XBRLTut1Credit

これで xbrli:balance 属性の値が credit になりました。

 

5.時計アイコン、A アイコン、そして 0 アイコンをクリックして、それぞれ duration非 AbstractNillable にセットします。xsd ファイル内部では、xbrli:durationxs:abstractxs:nillable の値が、それぞれ creditduration false、そして true となります。
6.要素ボックスを右クリックして、表示されたメニューから 「ラベルリンクロールの追加」 を選択します。この操作により要素ボックスの下部にラベルリンクロールの行が追加されます。

XBRLTut1LabelLinkrole

7.XBRL リンク URI を選択します。
8.ラベルリンクロールの行を右クリックして、メニューから 「ラベルの追加」 を選択します。この操作により、ラベルリンクロール以下に新たにラベルの行が作成されます。
9.新たに作成されたラベル行の(一番左にある)言語フィールドをダブルクリックして、en-US を入力します(以下のスクリーンショット参照)。リンクロールを指定する次のフィールドでは、ドロップダウンリストから ドキュメント を選択します。ラベルフィールドにはドキュメンテーションに表示されるテキストを入力します。その後、同様の操作を label リンクロールに対しても行ないます。要素の表示が (左側にある矢印をクリックすることで) 展開されると、名称の右側にあるプラス/マイナス シンボルをクリックすることで、label ロールの表示を切り替えることができます (名称の表示を切り替え)。

XBRLTut1Labels

これで要素 nanonull:OnboardAndOther が作成されました。

 

OnboardAndOther には credit (貸方)の xbrli:balance 値があることに注意してください。これはこのアイテムが収益のアイテムであるためです。当然売られる品物にも仕入れのためにコストがかかるため、対応する nanonull:CostOfOnboardAndOther という要素を借方側に作成します。nanonull:OnboardAndOther を作成したのと同様の方法でこの要素を作成します。この要素では、xbrli:balance の値を credit ではなく debit にセットしてください。

 

コストの中にはエージェントに対するコミッションも含めなければなりません。従って、xbrli:balance は debit の nanonull:CruiseCommissionsTransportationAndOther という要素を作成します。nanonull:CostOfOnboardAndOther をと全く同じような方法でこの要素を作成してください。

 

最後に、地域ごとのグループ化を行うために、AsiaEurope、そして USA という3つの要素を作成します。これら要素はグループ化の為だけに使用され、要素そのものは値を持たず、このような要素は Abstract 要素と呼ばれます。その要素がどのような型を持つかは重要ではありません。Abstract 要素には、それら要素が使用される状況に最も適した型を与えるのが良いでしょう。例えば、サンプルファイルでは、これら3つの要素に stringItemType 型が与えられています。今までに作成した要素と同様に、nanonull:Asiananonull:Europe、そして nanonull:USA を作成します。これら要素に対しては、Abstract 属性を Abstract にセットします(.xsd ファイル内に記述される実際の属性値は true になります)。xbrli:balance 属性の値はセットしません。

 

メモAbstract 要素にて xbrli:balance 属性許されているのは monetaryItemType の要素だけで、そうでない場合、タクソノミが不正となってしまいます。Abstract 要素からは、オプションの xbrli:balance 属性をセットしないようにした方が賢明です。

 

次のステップでは、新規タクソノミのリンクロールを指定します。リレーションシップの作成時にこれらリンクロールが必要になります。

 


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