出力をベースにした条件

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出力をベースにした条件

StyleVision のドキュメントデザイン内にある個々のコンポーネントは、 (Authentic View、 RTF と HTML) 出力フォーマットに応じて異なる処理を行うことができます。例えば、Authentic View ではローカルのファイルシステムが指し示され、HTML 出力ではウェブページへ移動することができるリンクを作成する場面を考えてみましょう。この場合、最初の分岐で Authentic View 出力に対するコンテンツが記述され、次の分岐で HTML 出力に対する処理が記述された条件を作成することができます。その他にも、HTML 出力には表示されないテキストを Authentic View の出力に加える場面を考えてみましょう。条件を作成することで、Authentic View 出力の処理だけにテキストを加え、HTML 出力にはそれが表示されないようにすることができます。

 

メモ:ドキュメント内にある個々のパーツやコンポーネントの周りに、目的の出力に対する条件を追加することで、各出力に対して異なるドキュメント構造を簡単に作成することができます。

 

特定の出力に対して条件を作成する

以下の操作により、特定の出力に対する条件を作成することができます:

 

1.出力フォーマットに従って異なる表示を行うコンポーネントをデザインビューにて選択するか、ドキュメントのパーツをハイライトします。
2.右クリックして表示されるコンテキストメニューから、「タグで囲む | 出力ベース条件」を選択します。この操作により、 3つの 分岐を伴う条件が挿入され、各分岐には同一のコンテンツ(選択されたコンポーネント)が含まれます。各条件分岐が、対応する出力( (Authentic View、RTF または HTML) を表すことになります。各分岐へマウスを移動させるか、選択された分岐の XPath 条件式を(プロパティサイドバーの条件分岐エントリーにて編集ボタンをクリックし)確認することにより、どの分岐がどの出力に対応しているのか確認することができます。
3.各分岐では、目的の処理をそれぞれ定義することができます。特定の出力フォーマットに対して処理を行いたく無い場合は、そのフォーマットに対応した分岐を削除することができます(その分岐を選択し、Delete キーを押下するか、右クリックして表示されるコンテキストメニューから、条件分岐の削除を選択します)。

 

メモ:出力をベースにした条件を最初に作成し、各分岐に対して(静的または動的な)コンテンツを挿入することもできます。まずは出力をベースとして条件をカーソル位置に挿入し、対応する条件分岐内部に必要な静的または動的なコンテンツを挿入していきます。

 

 

出力ベースの条件の分岐を編集

出力をベースにした条件の XPath 条件式は、$SV_OutputFormat = 'format' となっており、format の部分には、AuthenticRTF または HTML のどれかが入ります。条件分岐の XPath 条件式は、プロパティサイドバーにある条件分岐エントリーの 編集ボタンをクリックします することで編集することができます。例えば Authentic View HTML の出力フォーマットを組み合わせることで、1つの条件分岐で表すことができるようになります(XPath 条件式は $SV_OutputFormat = 'Authentic' or $SV_OutputFormat = 'HTML' となります)。

 

更に、(i) 1つまたは複数の分岐を削除し、(ii) 条件に「それ以外」の分岐を作成し、(iii) 各分岐の位置を移動することで、分岐の優先度を変更することができます。これらの操作を行う方法については、次を参照してください: 条件のセットアップ条件の編集

 

 

$SV_OutputFormat パラメータを使用する

各出力に対して生成された XSLT ファイルには、$SV_OutputFormat がグローバルパラメーターとして作成され、その出力フォーマットに値(つまり AuthenticRTF または HTML)が与えられます。このパラメーターへは、別の値を与えることでランタイムにてオーバーライドすることもできます。これにより、例えばランタイムにて選択される HTML 出力を、通常の HTML 出力とは別に作成することも可能になります。$SV_OutputFormat = 'HTML-1' ならびに $SV_OutputFormat = 'HTML-2' という値を含む条件分岐を作成し、ランタイムにて必要な値(HTML-1 または HTML-2)をプロセッサーへ与えることで、定義された処理が行われます。

 

 

 


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