利用可能なモジュール オブジェクト

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利用可能なモジュール オブジェクト

このセクションでは、 追加された SPS モジュール のうち 参照元の SPS モジュール から利用することができるオブジェクトを紹介します。SPS モジュールにおいて、各オブジェクトをどのように利用することができるのか、またその使用方法について説明します。モジュール SPS の作成方法については、次セクションのモジュール SPS の作成 を参照ください。セクションの終わりには、参照元の SPS モジュールにて利用することのできないオブジェクトが示されており、モジュール SPS がどのように動作するのか更に理解を深めることができます。

 

名前空間の宣言
グローバルテンプレート
デザインフラグメント
追加されたモジュール
スクリプト
CSS スタイル
ページレイアウト
利用が不可能なモジュール オブジェクト

 

名前空間の宣言

各 SPS には、名前空間 URI とそのプレフィックスのリストが保管されます。SPS がモジュールに追加されると、その中にある名前空間が参照元の SPS にあるスキーマソース内の名前空間と比較されます。追加された SPS 内にある名前空間 URI が、参照元 SPS のスキーマソース内にある名前空間 URI にマッチする場合、参照元 SPS のスキーマソースに使用されているプレフィックスが、追加された SPS の名前空間プレフィックスとして使用されます。追加された SPS 内にある名前空間 URI が、参照元 SPS のスキーマソース内にある名前空間 URI のどれともマッチしない場合、エラーメッセージが表示されます。

 

TutMod_Namespaces

 

上のスクリーンショットでは、ある SPS 内にある様々な名前空間がプレフィックスとともに、スキーマツリーサイドバーに表示されます。これら名前空間の値はソーススキーマから得られるため、編集することはできません。

 

グローバルテンプレート

追加された SPS モジュールの グローバルテンプレート は参照元の SPS モジュールにて使用することができ、デザインツリー サイドバー に表示されます(以下のスクリーンショットを参照)。デフォルトでは、追加されたモジュールに表示されているチェックボックスの状態を切り替えることにより、これらのモジュールを有効化/無効化することができます。グローバルテンプレートを作成して、追加されたモジュールから得られたグローバルテンプレートをオーバーライドする場合、グローバルテンプレートエントリーの隣にある ic_plus アイコンをクリックしてください。新しいグローバルテンプレートを追加ダイアログが表示されるので、グローバルテンプレートを作成する要素または属性を選択してください。スキーマ内にある目的のノードを選択する XPath 条件式を入力することもできます。「OK」 をクリックすることで、新たなグローバルテンプレートと追加されたモジュール内部のグローバルテンプレートのどちらを有効化するのかを選択するように促されます。選択結果により新たに作成されたグローバルテンプレート、または追加されたモジュール内にあるグローバルテンプレートが有効化されます。2つあるグローバルテンプレートのチェックボックスを切り替えることにより、選択の切り替えを行うことができます。

 

SS_DesTree_ModTempOview

 

追加されたモジュールのメインテンプレートは使用できない点に注意してください。つまりモジュール化によりテンプレートを再利用する場合、グローバルテンプレートとしてテンプレートを作成する必要があります。特定の要素に対してグローバルテンプレートが定義されていない状況でその要素に対する処理が行われた場合、その要素に対するデフォルトの処理(XSLT の内蔵テンプレート)が使用されます。

 

デザインフラグメント

追加された SPS 内にあるデザインフラグメント は、参照元の SPS にて利用することができ、 SPS は、 デザインツリー サイドバー に表示されます(上のスクリーンショットを参照)。デザイン内部にデザインフラグメントを挿入する際には、デザイン内の適切なコンテキストノード内へデザインフラグメントが配置されるように注意する必要があります。

 

追加されたモジュール

追加された SPS モジュール内部に別のモジュールが追加されている場合、それらのモジュールも参照元の SPS から利用することができます。これにより、あるモジュールを追加することで、そのモジュールに追加された全てのモジュールを再帰的に利用することが可能になります。勿論これらのモジュールにより構成されるコンテンツモデルは、参照元 SPS モジュールのソーススキーマに対して妥当なものでなければなりません。モジュールの確認と管理は、 デザイン概要サイドバーで行うことができます。

 

 

スクリプト

追加された全ての SPS モジュールにあるスクリプトは参照元の SPS にて利用することができ、これらのスクリプトは デザインツリー サイドバー に表示されます。モジュールに追加されたスクリプトはライブラリに集められ、参照元の SPS からプロパティダイアログを介して利用することができるようになります。

 

 

CSS スタイル

SPS モジュールに追加されたグローバルスタイルは、グローバルスタイルとして参照元の SPS へ渡され、 スタイルレポジトリサイドバー内にルールならびにスタイルルールが表示されます。CSS ファイルは デザイン概要サイドバーにも表示されます。同様に、SPS モジュールへ追加された外部 CSS ファイルも、参照元の SPS にて利用することができます。

 

ページレイアウト

追加されたモジュールのページレイアウトは参照元の SPS から使用することができ、 デザインツリー サイドバーにて表示されます。

 

参照元の SPS から利用することのできないモジュールオブジェクトオブジェクト

追加されたモジュール内にある以下のオブジェクトを参照元の SPS から利用することはできません:

 

パラメーター定義 : 無視されます。
スキーマソース : 追加された SPS がベースとしているスキーマソースは無視されます。追加された SPS 内にあるドキュメント要素のコンテンツモデルは、参照元 SPS のコンテンツモデル内に含める必要があり、そうでない場合、追加された SPS をモジュールとして正しく使用できないという点に注意してください。必要な場合には、いつでも セカンダリのスキーマ や ユーザー定義スキーマを参照元の SPS へ加えることができます。新たなスキーマには、追加されたグローバルテンプレートのコンテンツモデルを含めることができます。
作業用 XML ファイルならびにテンプレート XML ファイル : これらのファイルに対する参照が無視されます。参照元の SPS では、それ自身に与えられた作業用 XML ならびにテンプレート XML ファイルが使用されます。
XPath デフォルト名前空間 : これらの値がインポートされたモジュールにてセットされている場合、参照元の SPS にこれらの値が渡されることはありません。

 

 

 


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