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Altova MobileTogether Designer

シミュレーション

MobileTogether Designer でのシミュレーション

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MobileTogether Designer 内で直接プロジェクト ワークフローのシミュレーションを実行することができます。シミュレーションのデバイスはメイン ツールバーのプレビューデバイスのコンボ ボックスで現在選択されているデバイスです。異なるデバイスでシミュレーションを確認するためにプレビュー デバイスを変更することができます。シミュレーションを実行するには、[プロジェクト | ワークフローのシミュレーション] または [F5] を選択します。これによりシミュレーターが開かれ、シミュレーションが開始されます。デザイナーのシミュレーションは [メッセージ] ペイン]のサーバーとクライアントのメッセージを報告します。

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シミュレーションする言語

デザイナーサーバー のためのシミュレーションする言語は [プロジェクト | シミュレーションする言語] コマンドで選択します。クライアント シミュレーション の言語は、シミュレーションが実行されるモバイルデバイスの言語と同じです。

 

ファイルのロケーション

MobileTogether Designer 内でシミュレーションが直接実行される場合、ファイルのロケーションはデザイン内で指定された通り解決されます。相対パスはデザインファイルのロケーションと相対します。[ワークフローのシミュレーションにサーバーを使用]を使用する場合ファイルのロケーションがどのように解決されるか、これらのロケーションを比較します。

 

シミュレーターの機能

[シミュレーター] ウィンドウには次の機能があります:

 

左側の (シミュレーション)ペインはシミュレーションを表示します。シミュレーションペインのためのオプションは下で説明されています。

右側の (ページソース) ペインはシミュレーションの展開中に変化する ページソースを表示します。 XML データ ペインのためのオプションは下で説明されています。ページソースペインのためのオプションは下で説明されています。

シミュレーションの実行中 MobileTogether Designer GUI の [メッセージ] ペイン で、実行中のすべてのアクティビティのステップバイステップの詳細レポートが表示されます。ステップのレポートを作成します。ですから、ワークフローの展開の各ステップで何がおこっているのか確認することができます。これはデザインファイルのテストおよびデバッグを行うとても有益な機能です。

ϖ   デザイナーのシミュレーションがサーバーとクライアントの両方のアクティビティに関してレポートを行う。

ϖ   サーバーのシミュレーションはクライアントメッセージに関してのレポートを行う。

ϖ   クライアント上のシシミュレーションはサーバーメッセージをレポートします。

ユーザー インタラクションの有効化を必要とするコントロール。上のスクリーンショットでは、例えば、コンボ ボックスが有効化されています。

 

 

シミュレーションペインツールバー

ツールバーシミュレーションペインには次のボタンが含まれています (左側から右側):

 

戻る: ページがサブページの場合、「戻る」 をクリックするとサブページが閉じられます。ページがトップページの場合は、シミュレーターが閉じられます。「戻るボタンのクリック時」も参照してください。

向きの変更: ビューを横長と縦長の方向に切り替えることができます。

シミュレーターオプション: シミュレーターオプションのメニュをドロップダウンする(シミュレーターオプションの下に説明されています)。

アプリに戻るをシミュレートする (再び開く): ページの更新が「ページが再び開かれた時」に設定されている場合有効化されます。シミュレーション中にページを更新します。

次のエラーで停止: XPath エラーの箇所でシミュレーションを停止します。 Xpath デバッガー内の XPath 式を表示します。

次のブレークポイントで停止: (アクションまたは XPath 式である可能性のある) 次のブレークポイントでシミュレーションを停止し、 適切なデバッガーを開きます。

次のアクションで停止: トリガーされる次のイベントでシミュレーションを停止し アクションデバッガー内でアクションを表示します。

テストケースの記録の停止: テストケースの記録 が開始されると、シミュレーターが開かれ、記録がシミュレーター内で実行されます。このボタンをクリックすると以下が発生します: (i) テストケースの記録 が停止され (ii) 記録されたテストケースの名前を指定することのできる「記録済みのテストケースの確認」ダイアログが開かれます。

次のステップの再生: 現在実行中のテストケースの再生 内の次のステップが再生されます。再生がステップバイステップに設定されていると、このボタンは有効化されます。テストケースの再生テストケースの再生の再生オプションを参照してください。

スナップショットの記録: 記録されているテストケース のスナップショットを記録します。 スナップショットの記録が (自動ではなく) 手動に設定されている場合、このボタンは有効化されます。 テストケースの記録記録オプション を参照してください

プッシュ通知: 記録済みプッシュ通知の管理 (シミュレーション) ダイアログが開かれます。使用方法に関しては、 プッシュ通知のシミュレーションを参照してください。

送信: ページが最後のページではない場合、「送信」 をクリックすると、次のページに移動します。このページが最後のページの場合ワークフローは終了します。送信ボタンのクリック時も参照してください。

ページの更新: ページ更新オプション手動 に設定されている場合、このボタンは表示されるようになります。「ページの更新」 をクリックすると、ページが変更されたデータと共に更新されます。

 

 

シミュレーターオプション:

「シミュレーターオプション」 ツールバーボタンをクリックすると、シミュレーターのためのドロップダウンリストが表示されます (下のスクリーンショット参照)。各オプションは下記で説明されています。デフォルトの設定は、オプションダイアログのシミュレーション 1 タブ 内で指定されています。シミュレーター内で設定を変更すると、新規の設定がデフォルトになり、シミュレーション 1 タブなどで表示されます。

MTDSimulatorSimulationPaneOptionsNew

タイマーの停止: タイマーが 間隔で実行する に設定されており、アクションが指定された間隔で実行されるように定義されている場合、[タイマーの停止] をクリックすることによりタイマー(結果的にアクション) を停止する事ができます。これによりこれらのアクションによるメッセージの多くをクリアする事ができ、他のメッセージやワークフローの他の部分を更に簡単に分析する事ができます。

サーバーアクセスの禁止: サーバーへのアクセスを無効化し、サーバーへの接続エラーの状況下でのソリューションの振る舞いをテストする事ができます。クリックされると、ボタンは [サーバーへのアクセスの有効化ボタン] に切り替えられます。詳細に関してはサーバー接続エラーを参照してください。

購入済みのサーバー: デザイナー内およびクライアント上でのトライアルランをシミュレートする場合、 MobileTogether Server ライセンスが既に購入済みであることをシミュレートします。サーバー上でのシミュレーションの場合、サーバー上のライセンスの実際の購入状況が返されます。

WiFi がオンの状態でシミュレート: オンに切り替えられた場合、 mt-connected-via-wifi XPath 拡張関数を true() に設定し、オフに切り替えられた場合は、 false() を返します。これにより、シミュレータは WiFi へのアクセスが使用できる状態でのシミュレーションを行います。このように、 WiFi へのアクセスを必要とするデザインのシナリオをシミュレートすることができます。

LAN がオンの状態でシミュレート: オンに切り替えられた場合、 mt-connected-via-lan XPath 拡張関数を true() に設定し、オフに切り替えられた場合は、 false() を返します。これにより、シミュレータは LAN へのアクセスが使用できる状態でのシミュレーションを行います。このように、 LAN へのアクセスを必要とするデザインのシナリオをシミュレートすることができます。

AppStore App としてシミュレート : 有効化されると、静的グローバル変数 MT_IsAppStoreApptrue() に設定し、無効化されると false() に設定します。これによりシミュレーションはこの変数の値の条件により実行されます。

カメラがオンの状態をシミュレートする: オンに切り替えられると、シミュレーターはデバイスのカメラ機能が使用できるモノとして振る舞います。これによりカメラ機能を必要とするデザインシナリオをシミュレートすることができます。

ギャラリーがオンの状態をシミュレートする: オンに切り替えられると、シミュレーターはデバイスのギャラリー機能が使用できるモノとして振る舞います。これによりギャラリーへのアクセス機能を必要とするデザインシナリオをシミュレートすることができます。

マイクがオンの状態をシミュレートする: オンに切り替えられると、シミュレーターはデバイスのマイクロフォン機能が使用できるモノとして振る舞います。これによりマイクへのアクセス機能を必要とするデザインシナリオをシミュレートすることができます。

NFC がオンの状態をシミュレートする: 選択されていると NFC アクションが実行されるように NFC 機能は有効化されます。実際の NFC データは NFC サンプルファイルを介してシミュレーターに提供されます。

GPS がオンの状態をシミュレートする: 選択されている場合、位置情報機能をテストするために位置情報機能が有効化されます。シミュレーションのために位置情報を提供するために 位置情報 XML ファイル を使用してダミーの位置情報を提供することができます。

連絡先がオンの状態をシミュレートする: オンに切り替えられると、シミュレーターはデバイスのアドレス帳機能が使用できるモノとして振る舞います。これによりアドレス帳へのアクセス機能を必要とするデザインシナリオをシミュレートすることができます。連絡先は サンプルファイル または Microsoft Outlook 連絡先 からシミュレートされます。オプションダイアログのシミュレーション 2 タブ内で使用するオプションを指定することができます。

カレンダーのシミュレーション: オンに切り替えられると、シミュレーターはデヴァイスのカレンダーが使用できるかのように振る舞います。これにより、カレンダーへのアクセスを必要とするデザインのシナリオをシミュレートすることができます。。カレンダーは サンプルファイル または Microsoft Outlook カレンダー からシミュレートされます。オプションダイアログのシミュレーション 2 タブ内で使用するオプションを指定することができます。

電話がオンの状態をシミュレートする: オンに切り替えられると、シミュレーターはデバイスの電話機能が使用できるモノとして振る舞います。これにより電話へのアクセス機能を必要とするデザインシナリオをシミュレートすることができます。

SMS がオンの状態をシミュレートする: オンに切り替えられると、シミュレーターはデバイスの SMS 機能が使用できるモノとして振る舞います。これにより SMS へのアクセス機能を必要とするデザインシナリオをシミュレートすることができます。

DB 構造の読み取りをシミュレート: オンに切り替えられている場合、オプションダイアログの 2 タブ内で指定されているXML ファイルから DB 構造を取ります。関連する情報に関しては DB 構造の読み取り アクションを参照してください。

タブの順序の表示: オンに切り替えられていると、タブ順序のシーケンスの一部になるように定義されている コントロールは、番号を含む青い丸でマークされています。番号はタブ順序シーケンス内のコントロールの位置を示しています。

デフォルトオプションの設定: シミュレーションペインのオプションを デフォルトの設定にリセットします。

 

 

ページソースペイン: オプションと機能

これらのオプションは[ページソース] メニュー内と ページソースツールバーで使用する事ができます。

 

XPath の評価: XPath 式を評価することのできる XPath/XQuery ウィンドウを開きます。XPath 式はシミュレーションの実行中、[スタイル & プロパティ] ペインからも編集することができます。

永続データをクリアして再開: 永続データをクリアして、シミュレーションを再開します。

シミュレーションの再開: シミュレーションを再開します。

検索: ページソースのルート要素から開始するページソースペイン内のページソース内のテキストを検索することができます。

ページソースペインでは、ツリーの一部をコピーしてツリーの他の箇所に貼り付けることができます。この機能は、 DB 記録などのデータをコピーして、シミュレーションに更なるデータを追加するために役にたちます。コピーされたノードはシミュレーションの間のみ使用することができます。

ページソースのノードを右クリックし、「XML をロード」を選択すると、選択された XML ファイルによりページソース全体が置き換えられます。ロードされた XML ファイルの構造がこのページソースで期待される構造に一致しない場合、このページソースをベースとするデザインのこれらの部分にはエラーが含まれるようになります。

ページソースのノードを右クリックし、 「XML を保存」を選択すると、 選択された XML ファイルにページソース全体が保存されます。

ページソースのノードを右クリックすると、そのノードの XPath ロケーター式を「XPath をコピーする」コンテキストメニューコマンドを選択して、クリップボードにコピーすることができます。

 

シミュレーター内のページソースの XML ツリーを編集する

シミュレーター内のツリーは、多種のページソースの XML データを表示し、シミュレーションが展開中にこれらの値がどのように変化するかを表示します。切り取り/コピー/張り付け/削除およびドラッグアンドドロップを使用して XML ツリーをシミュレーター内で直接編集することができます。(編集コマンドは XML ツリーのコンテキストメニュー内で使用することができます。)シミュレーションペインはすぐに変更されたデータを表示します。手動で入力された異なるデータを含む変更済みの XML データ構造を持つソリューションをテストすることができます。この結果、異なるデータおよびまたは構造を含む代替を素早く試すことができるようになります。

 

シミュレーター内の XML ツリーのコンテキストメニューには以下の機能が含まれています:

 

XML のロード: ( XML ツリーと同じ構造と要素を持つ)外部 XML ファイルを XML ツリー内にロードします。

XML の保存: XML ツリーの構造とデータを希望する場所に保存します。

XMLSpy 内での表示: Altova XMLSpy プログラム内で XML ツリーを開きます。

このツリーをベースにした $XML 構造の上書き: ページソースの構造をシミュレーター内の XML ツリーの構造を使用して上書きします。  

 

 

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