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Altova MobileTogether Designer

近距離通信 (NFC) は短距離で NFC が有効化されている2台のデバイス間でデータを送信することのできるワイアレスの技術です (通常 4cm (1.5 インチ)  または 以下) 。この技術はNFC が有効化されている クレジット/デビット カードと NFC が有効化されている支払いターミナル間で支払いを行う際に最も頻繁に使用されています。 NFC により、通常はテキストまたは数字である、少量のデータのペイロードを送信することができます。しかしながら、NFC が有効化されているデバイス間で(イメージ とファイルなど)のデータを送信する際に使用することもできます。

 

NFC に関する詳細は、nearfieldcommunication.orgWikipedia、 と NFC フォーラムを参照してください。

 

NFC が有効化されているデバイス

NFC が有効化されているデバイスは、アクティブ または パッシブであることができます。例えば NFC タグなどのパッシブ デバイスは、スマートフォンなどの他の (アクティブな) NFC デバイス、が読み取るデータを含んでいます。アクティブなデバイスは、情報を読み取り送信することができます。 スマートフォンはアクティブな NFC デバイスです。 アクティブな NFC デバイスは、パッシブな NFC デバイスから情報を読み取り、他の NFC が有効化されているデバイスと情報を交換することができます。

 

安全な通信が重要な場合、 NFC は、安全な接続を構築し、暗号化された情報を使用することができます。

 

Android 上での Android ビーム™ と NFC 使用

Android ビーム™ (今後 Android ビーム) は Android 4.0. から Android デバイス 上で使用することのできるアプリです。2台のビームが有効化されているデバイス間でデータを共有するために使用することができます。通常、デバイス上で現在開かれている( Web ページ、写真、連絡先情報などの)コンテンツをデバイスをタッチすることにより他のデバイスにビームすることができます。

 

メモ:Android ビームを OS で使用できる場合でも、デバイスが NFC をサポートしない場合はこの機能を使用することはできません (例えば、デバイスが NFC チップを含んでいない場合など)。

 

デバイス上で Android ビームを使用するには、(i) デバイスが NFC をサポートしている (ii) NFC とAndroid ビームがデバイス上で有効化されていることを確認してください。NFC と Android ビームが使用可能かを確認するには、 Android デバイスの 「設定 | ネットワーク」 タブへ移動してください。 NFCAndroid ビーム オプションを使用することができる場合、有効化してください。 OS が Android 4.0 以降の場合は、両方のオプションを使用することができなく、 NFC をデバイス上で使用することはできません。

 

メモ:Android デバイスと Windows デバイスで NFC が有効化されている場合、NFC を使用して通信することができます。

 

Windows 上での NFC の使用と iOS

 

Windows: Windows デバイス上で NFC が使用可能かをチェックするには、「設定 | タップして送信」に移動します。

iOS: Apple Pay で NFC は使用されています。他の種類の情報を共有する場合にこの機能を使用することはできません。

 

メモ:Android デバイスと Windows デバイスで NFC が有効化されている場合、NFC を使用して通信することができます。

 

NDEF 技術

NFC データ 交換 フォーマット (NDEF) メッセージは、NFC データ 書式内で送信され受信されます。NDEF フォーマットでは、各通信は NFC タグ です。 各 NFC タグには、 NDEF メッセージが含まれており、各 NDEF メッセージには1つ以上の NDEF レコード が含まれています。アクティブな NFC デバイスのロックが解除されると、近辺で NFC タグを自動的に検索します。NFC タグの用途により、 デバイスは NFC タグの最良の処理方法を決定します。デバイスがユーザーに実行するアクションを問わないことは重要です。 これはユーザー入力によりデバイスが NFC タグから離され、接続を切断するからです。 詳細に関しては、次を参照してください: Android 開発者のためのガイド.

 

MobileTogether 内で NFC をデザインする際に重要な点は、 NFC メッセージのペイロード (すなわち、メッセージのコンテンツ) が hexBinary フォーマットで保管され、転送されるということです。hexBinary フォーマットの構文スペースは 16 進数値としての(データポイントの)シンプルなコードです。 例: 文字列 hi が hexBinary フォーマットに変換されると 6869 になります( h の16 進表現は、 68 で、 i の 16 進値は 69 だからです)。

 

NFC タグ

用語 NFC タグは2つの概念を参照するために使用されています:

 

NDEF 技術を使用して転送されるデータ (次を参照:上記の NDEF 技術)

NFC データを含むパッシブ NFC デバイス

 

上記の後者の種類の NFC タグは、マイクロチップを含むハードウェアオブジェクトです。 最も簡単なフォームでは、この種類の NFC タグには以下の特徴があります : (i) 読み取ることのできるデータを含んでおり、(ii)  NFC タグがロックされるまで、含まれるデータを複数回上書きすることができ、 (iii) ロックされると NFC タグを上書きすることができません。

 

詳細に関しては、次を参照してください: NFC タグの説明

 

MobileTogether と NFC

MobileTogether ソリューションは NFC を次の方法でサポートします:

 

(Android と Windows デバイス上で)NFC タグを読み取ることができ、読み取られたデータは更に処理することができます

(Android と Windows デバイスから)メッセージを一台のデバイスから他のデバイスにプッシュすることができます

Android ビームが有効化されている Android デバイスから他の Android ビームが有効化されている Android デバイスにファイルをビームすることができます。

 

メモ:iOS デバイス上では NFC はサポートされていません。

 

このセクション

 

NFC タグの検出と読み取り

他のデバイスにデータをプッシュする

NFC に関連したイベント

NFC のためのデザインコンポーネント

 

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