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Altova MobileTogether Designer

Web ページにソリューションが埋め込まれる理由のひとつは、 Web ページと埋め込まれたソリューションの間でデータを交換し、 MobileTogether Server を使用してソリューションが入力データを処理し、 Web ページに結果を返すためにです。典型的なシナリオは以下のとおりです:

 

1.ユーザーは HTML Web ページのフォームにデータを入力します。

2.このデータは(Web ページの IFrame に現在ロードされている)ソリューションに通信されます。

3.ソリューションでは、通常データの処理が行われる ソリューションの MobileTogether Server 上のワークフロー にデータが送信されます。

4.(i) ソリューションの一部として表示することのできる、 および/または (ii) 表示のために、または、更なる処理のために Web ページに返す IFrame に結果が返されます。

 

メモ:この機能の詳細では、用語 (IFrame 内に表示される)ソリューション  と (サーバー上にデプロイされるデザイン)ワークフロー が区別されていることに注意してください。

 

段階は次の段階により構成されています:Web ページ–ソリューション–ワークフロー–ソリューション–Web ページ。Web ページとワークフロー間でデータを送信するために使用されているメカニズムは、このセクションのサブセクションで説明されています:

 

ポスティング: 埋め込まれたソリューション

リッスン: サーバーから Web ページ

 

データ転送メカニズム

Web ページとサーバー間のデータの転送は2つの段階で行われます: Web ページ–ソリューションとソリューション–ワークフロー。

 

2つの段階は次のメカニズムをそれぞれ使用します:

Web ページ–ソリューション

 

Window.postMessage() メソッドは Web ページから埋め込まれた Iframe にデータを送信する際に使用されます。(メッセージは自動的にソリューションからワークフローに送信されます。)

Window.addEventListener() メソッドは、ワークフローから IFrame に送信されるをリッスンする メッセージ イベント のために Web ページ内で使用されます。IFrame によりメッセージが受信されると、 JavaScript 関数がメッセージを処理し、 Web ページ内で表示するために使用される Web ページに転送されます。

 

上記の2つのメソッドは、 W3C 仕様です。詳細に関しては、Mozilla Developer Network での説明を参照してください: PostMessageAddEventListener。または、イベントリスナーはメッセージイベントをリッスンするので、次を参照してください:メッセージイベント

 

 

ソリューション–ワークフロー

ソリューションとワークフロー間の通信は、($MT_EMBEDDEDMESSAGE という名前の) JSON ページソースからワークフロー内でデータがアクセスされるためです。JSON ページソースは JSON 構造から作成される必要があります。ソリューションは以下を行います : (i) IFrame 内で受信されるメッセージを JSON 文字列にシリアル化します。(ii) シリアル化された JSON 文字列を( $MT_EMBEDDEDMESSAGE JSON ページソースとして作成することのできる)ワークフローに自動的に送信します。

 

(ワークフロー からソリューションへ)逆方向に通信が発生する場合、JSON 文字列として送信されます ($MT_EMBEDDEDMESSAGE JSON ページソースと通常シリアル化されます)。

 

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