このサイトをビューするために JavaScript を有効化してください。

Altova MobileTogether Designer

NFC プッシュアクションは、プッシュするメッセージ、または、ビームするファイルを定義します (下のスクリーンショット)。アクションがトリガーされると、指定されたメッセージまたはファイルが NFC を介して送信されます。プッシュアクションが作動するには、デバイスがプッシュアクションを実行する準備を整えるため、 NFC 開始アクション が既にトリガーされている必要があります。NFC プッシュ アクションが開始されると、  NFC メッセージまたはファイルを(複数のデバイスに)複数回送信することができます。エンドユーザーは送信デバイスの NFC 範囲内に受信するデバイスを設定するのみです。NFC が停止されると 、または、キャンセルオプションを選択して、 新規 NFC プッシュ アクションを追加することにより、  NFC プッシュがキャンセルされると継続的な送信は停止されます (下のスクリーンショットを参照)。

MTActionNFCPush01

NFC プッシュアクションは、以下のオプションを提供します(スクリーンショット参照):

 

NFC プッシュ:メッセージをプッシュします。

Android ビーム:Android ビームが有効化されている デバイスから他の Android ビームが有効化されている デバイスにファイルをビームします ( Android デバイスでのみ使用することができます)。

 

実行するプッシュアクション型のラジオボタンを選択します(下の説明を参照してください)。

 

メモ:各アクション 送信されるメッセージ/ファイルに対応しています。しかしながらそのメッセージは、複数のレコードから構成されている可能性があります。例えば、 上のスクリーンショット内のメッセージには3つのレコードが含まれています。一件以上のメッセージを送信する場合は、 新規 NFC プッシュアクションを各メッセージに追加します。

 

メッセージをプッシュする

NFC プッシュ オプションにより送信する NFC メッセージを定義することができます。コンボボックスで、送信されるメッセージの標準の型を選択します (下のスクリーンショット参照) 。これらの型は NFC 技術の仕様内で定義されているとおりです。

MTActionNFCPush02MsgOptions

テキスト、URI、および MIME メディア型

Text、URI、および MIME メディアの標準型の定義は分かりやすいです。(スクリーンショットの横の URI オプションを参照してください)。下のスクリーンショットは、それぞれが異なる標準の型を定義している3つのレコードを持つ NFC メッセージを表示しています。メッセージのコンテンツは XPath 文字列であることができ、また、ソースツリーノードからコンテンツを得ることもできます。最後のレコードでは、 例えば、メッセージのコンテンツは、XML ページソース内のノードから得られて意います。

MTActionNFCPush01

次の URI オプションを使用することができます:

 

SMS URI: 送信された SMS は受信するデバイスの SMS アプリ内で開かれます。URI は次のようになります: "sms:+439991234567?body=MyBody"

電話 URI: 受信デバイスの電話アプリが開かれ、転送された電話番号に電話がかけられます。サンプル URI: "tel:+439991234567"

電子メール URI: 送信された電子メールは、受信デバイスの電子メールアプリ内で開かれます。サンプル URI: "mailto:name@altova.com?subject=MySubject&body=MyBody"

 

 

一部のメッセージの型内では、メッセージコンテンツは、保管しNFC メッセージのペイロードに転送するために、明示的に hexBinary に変換される必要があります ( NFC 技術の仕様を参照してください)。文字列を hexBinary に変換する場合、 XPath 拡張関数 mt-string-to-hexBinary を使用してください。mt-bae64-to-hexBinary 関数 を使用してイメージを Base64 から hexBinary に変換することができます。NFC ペイロードがデバイスデバイス上で受け取られた場合 (see NFC タグの検出と読み取り) Xpath 関数 mt-hexBinary-to-stringmt-hexBinary-to-base64 を使用して hexBinaryを文字列または Base64 イメージに変換することができます。

 

 

イメージのプッシュ

NFC プッシュ メッセージを使用してイメージを送信する場合、 そのイメージに関連する MIME メディア型を使用して行うことができます (下のスクリーンショット参照)。この種類のメッセージを定義する場合、 NFC メッセージのペイロード内でイメージが送信できるように イメージの Base64 フォーマット を hexBinary に変換する必要があります。この変換のためには、 XPath 拡張関数 mt-base64-to-hexBinary を使用します。(デバイスから受信する) hexBinary から Base64 イメージに変換するには、 関数 mt-hexBinary-to-base64 を使用してください。

MTActionNFCPush04Images

高度な型

高度な 型のメッセージのために固有の高度な型が選択される必要があります。(下のスクリーンショット参照)。各高度な型のために、対応するテキストを入力し、他の関連する情報を指定してください。

MTActionNFCPush03AdvancedTypes

NFC の高度な型の詳細に関しては、次を参照してください:NFC 技術の仕様

 

Android ビームを使用しファイルをビームする

Android ビームが 2つの Android デバイス上で有効化されている場合、ファイルは1つのデバイスから他のデバイスにビームされます。Android ビームプッシュ ラジオボタンを選択し、どのようにユーザーが送信するファイルが選択されるかを定義してください (下のスクリーンショット参照)。

MTActionNFCPushABeam

このファイルはクライアントデバイス上に存在する必要があります。ファイルはデザイン内で直接指定、または、ユーザーがファイルを選択して指定することができます (下のスクリーンショット参照)。

 

パスを直接指定し、パスが相対的な場合は、パスは Android デバイスのために指定したディレクトリをベースに相対的に解決されます。下のスクリーンショットは、ユーザーがデバイス上のファイルを選択するオプションが選択されているダイアログを表示しています。任意のファイルフィルター 設定によりクライアントデバイスの参照ダイアログを使用して開くことのできるファイルの型をフィルターすることができます。ここで定義されたファイル拡張子のみが開くことを許可されます。以下を入力することができます: (i) コンマ、または、セミコロンにより区切られた拡張子のリスト  (例: txt,html;xml)、または、 (ii)各文字列アイテムがファイルの型の拡張子である文字列アイテムのシーケンスを返す XPath 式 (例えば、 3つの文字列アイテムを含む1つのシーケンス: 'txt','html,'xml').

MTActionNFCPushABeamUserFile

 

プッシュ/ビームのキャンセル

キャンセルアクションにより選択されたプッシュ、またはビームアクションをキャンセルすることができます。

MTActionNFCPushCancel

 

(C) 2020 Altova GmbH