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Authentic スクリプト

Altova StyleVision® 2012 にはスクリプト環境が統合されており、Authentic プラットフォームをベースにした高度なコンテンツ入力ならびに eForm アプリケーションを構築することができます。

Authentic スクリプトを使うと、デベロッパーは堅牢なデータ入力アプリケーションを構築することができ、Authentic ユーザーは StyleVision でデザインされた eForm を使用することで、XML やデータベースのソースを更新することができるようになります。スクリプトは StyleVision で作成、Authentic で実行され、Authentic ユーザーは、Authentic Desktop またはブラウザーから eForm を使った情報の入力と表示を行うことができるようになります。イベントハンドラーやマクロ、フォームといったスクリプト機能は StyleVision デザイン (SPS) 内に直接埋め込まれるため、Authentic エンドユーザーは単にファイルを開くという操作だけで、詳細でユーザーフレンドリーな eForm を使用することができます。

イベントハンドラーならびにマクロコンポネートは、サポートされいている言語である JavaScript や VBScript により書くことができ、入力フォームはドラッグアンドドロップ機能によりグラフィカルにデザインすることができます。

StyleVision デザイン (SPS) にスクリプト機能を埋め込むには、メニューコマンドから「AUTHENTIC | Authentic スクリプトの編集」を選択してスクリプトエディターを起動ウィンドウするか、デザインタブのコンテキストメニューから Authentic スクリプトを選択します。

call scripting editor

スクリプトエディターでは、そのインターフェースを通して以下の4つのメインコンポネートを作成することができます。

  • グローバル宣言 - 変数や関数を含むスクリプトで、フォーム、イベントハンドラー、マクロにて使用されます。
  • マクロ - ユーザー定義のアクションをデザイン要素、ツールバーボタン、またはコンテキストメニューアイテムに割り当てるスクリプトです。
  • イベントハンドラー - Authentic フォームのインターフェース要素に対して、(OnSave や OnValidate といった)様々なイベントに関連付けることができるスクリプトです。スクリプトからの戻り値を使うことで、通常、アプリケーションが行うその後の処理が決定されます。
  • フォーム - テキスト入力フィールドやボタンなど、シンプルなグラフィカルコンポネートです。フォームを使うことで、ダイアログを表示したり、イベントハンドラーやマクロとして使用されるスクリプトの内部で新たなユーザー情報の入力を促すなどといったことができます。

グローバル宣言

グローバル宣言コンポネートは各スクリプトプロジェクトにてデフォルトで表示されており、プロジェクトに関連付けられたスクリプト言語(JavaScript または VBScript)により書かれたコードフラグメントを使うことで、変数や関数を追加することができます。

サンプルとして、以下に StartChangingAddress を示します:

function StartChangingAddress( sTo )
{
	elemAddress =
		AuthenticView.XMLDataRoot.
		GetChildElement( "ScriptingSamples", 0 ).
		GetChildElement( "Address", 0 );
	
	// first, delete all existing children of the Address element
	elemAddress.EraseAllChildren();
	
	// append the new attribute value
	attrUSorEU = AuthenticView.CreateXMLNode( spyXMLDataAttr );
	attrUSorEU.Name = 'USorEU';
	attrUSorEU.TextValue = sTo;
	elemAddress.AppendChild( attrUSorEU );
	
	// append the EU or US element which will contain address details
	elemParent = AuthenticView.CreateXMLNode( spyXMLDataElement );
	elemParent.Name = sTo;
	elemAddress.AppendChild( elemParent );
	
	return elemParent;
}

グローバル宣言で作成された変数や関数は、スクリプトプロジェクト内にある全てのフォーム、イベントハンドラー、マクロからアクセスすることができます。

マクロ

マクロを使用することで、他のスクリプトやイベントハンドラーから呼び出すことができる関数を作成することができます。例えば、以下のマクロは StartChangingAddress 関数を含むグローバル宣言を使用しており、アクティブな XML ドキュメントに情報を追加するフォームを作成することができるようになります。

elemParent = StartChangingAddress( 'EU' );

// and now append all address elements in EU
elemChild = AuthenticView.CreateXMLNode( spyXMLDataElement );
elemChild.Name = 'Street';
elemParent.AppendChild( elemChild );

elemChild = AuthenticView.CreateXMLNode( spyXMLDataElement );
elemChild.Name = 'City';
elemParent.AppendChild( elemChild );

elemChild = AuthenticView.CreateXMLNode( spyXMLDataElement );
elemChild.Name = 'Country';
elemParent.AppendChild( elemChild );

プロパティウィンドウにある Authentic グループを使用することで、マクロの指定と、StyleVision デザイン要素への割り当てを行うことができます。マクロでサポートされているオブジェクトイベントは以下のとおりです:

  • OnBeforeChange
  • OnAfterChange
  • OnBeforeLinkClick
  • OnClick
  • OnSetFocus
  • OnKillFocus

macro button

スクリプトのプロジェクトツリーにて右クリックして表示されるメニューから、マクロの追加や名前の変更を行うことができます。

macro menu

イベントハンドラー

プロパティならびにイベントペインにあるイベントアイコンを選択することで、イベントハンドラーの定義を行うこともできます。ここでは、特定の動作が開始または完了したときにアプリケーションにより表示される振る舞いを定義します。操作することのできるイベントには、マウスの動きやクリック、ドラッグアンドドロップ、キーの押下などがあります。

StyleVision® 2012 の Authentic ビューイベントスクリプトには以下が含まれます:

  • On_AuthenticLoad – ユーザーがファイルを操作する前に、Authentic により機能の構成を行うことができます
  • On_AuthenticBeforeSave – 例えば、入力されたデータが未完成の状態での保存を禁止することができます
  • On_AuthenticToolbarButtonClicked – ツールバーのクリック時に振る舞いを拡張/修正することができます
  • On_AuthenticUserAddedXMLNode – 必要に応じて、新たに追加された XML ノードにある子ノードやテキストコンテンツを Authentic にロードし、デフォルトの状態でフォームにデータを表示します

スクリプトエディターでは、イベントスクリプトを書き込むことのできる全てのイベントセットが表示されるフォルダーが提供されます。

event handlers

フォーム

Authentic スクリプトエディターでは、テキスト入力フィールドや、ボタン、ラベルといったオブジェクトのパレットを使って、グラフィカルにフォームの構築を行うことができます。

サイズ、背景色、フォントスタイルといった一般的なフォームプロパティは、プロパティペインで定義されます。

form menu

フォームオブジェクトパレットでは、右クリックにより表示されるメニューの ActiveX コントロールの追加コマンドから登録された ActiveX コントロールを追加することができます。

form palette

オブジェクトがデザインへ挿入されると、配置や境界線、スクロールバーといった外観プロパティをプロパティペインにて指定することができます。

実際に使用するスクリプト

Authentic ビュースクリプトにより、StyleVision デザイナーはユーザーインターフェースの様々な側面に対して、完全かつ柔軟なコントロールを手に入れることができます。更に、一新された Java API と既存の COM API への拡張により、スクリプトやインタラクティブな eForm デザインの柔軟性が更に増します。以下に例を示します:

  • インタラクティブなオブジェクト固有のデザイン要素 ボタンのクリックや、フォーム要素の変更、フィールド間のフォーカス変更などの動作へは Authentic インターフェースを通してアクセスすることができます。ユーザーのアクションには、OnClick、OnBeforeLinkClick、OnBeforeChange、OnAfterChange、OnSetFocus、OnKillFocus があります。

    create onclick button

  • 入力ヘルパーウィンドウを非表示にして、Authentic エンドユーザーがアクセスできる領域を、目的の要素、属性、そしてエンティティのみに制限することができます。
  • コンテキスト(右クリック)メニューは、既存のコマンドを削除したり、新規コマンドを追加することで、完全にカスタマイズすることができます。

  • 新たにツールバーボタンを作成して、マクロと関連付けることで、デザイナーはツールバーに新たなコマンドを追加することができます。

    create toolbar buttons

  • カスタムならびに標準ツールバーを修正して、エンドユーザーがアクセスする権限を本来持っていないボタンを無効にすることができます。

    custom toolbar buttons

  • COM APIが以下を含む新たなインターフェースやメソッドとともに拡張されました:AuthenticView (CreateXMLNode, EvaluateXPath, GetToolbarButtonState)、AuthenticRange (IsSelected, GetVariableValue)、XMLData (GetChildElement, InsertChildAfter)、AuthenticEventContext (GetXMLNode, SetVariableValue)、AuthenticContextMenu (CountItems, DeleteItem, GetItemText)。

    Note Authentic Java API または COM API に関するより詳細な情報は、製品に含まれているユーザーリファレンスマニュアルを参照ください。

  • .NET 2.0 – 4.0 のサポート
  • 新たな .NET アセンブリへ、グローバルアセンブリキャッシュ (GAC)、MSVS .NET 参照、またはお使いオンネットワークやコンピューター上にあるアセンブリファイルからアクセスすることができます。

    .NET assemblies

実際の現場で使用されている様々な StyleVision スクリプトを、製品のサンプルファイルとして提供しております。


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